2019/01/10(木) 22:00〜22:54 カンブリア宮殿【脱下請けで生き残った町工場!魔法のフライパン感動物語】[字]


更に 下請け企業を追い詰めるとんでもない仕打ちが>
< ある日 売り上げの
6割を占める[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
得意先に呼び出された錦見。
そこで告げられたのは…>
いつも お世話になっております。

時間がないので端的によろしいですか?
どういった ご用件で?
ちょ… ちょっと これ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
3割も
値下げしろってことですか?
錦見さん。
そんな…。
<理不尽な値下げ勧告>
<下請け町工場の意地の逆襲が始まる>
<バブル崩壊後 売り上げが
激減していた錦見鋳造>
<更に[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
3割も値下げしろってことですか?
錦見さん。
そんな…。
それは まぁ すべてが…。
< このまま廃業か?>
< それとも
みんなの生活を守るために[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
なんとか継続させるのか?>
< そんなとき たまたま目にした新聞の社説が[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
運命を変える。 そこには…>
<「企業が生き残る為には[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
他社よりも3倍の技術力を


生み出すしかない」>
<錦見は 値下げを要求してきた
会社と決別し[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
自社商品の開発を決意。
何を作ろうかとホームセンターを見て回る。
そこで目をとめたのが[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
<薄くするのが難しく[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
厚さは 5ミリが
限界といわれていた>
< すぐさま 錦見は…>
<自分で鋳物の鉄板を試作>
<出来上がると
親戚の叔母が営んでいた[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
喫茶店に持ち込んだ>
おばちゃんにさ頼みがあるんだけどさ。
これ 俺が作った鉄板なの。
<叔母は わけがわからないまま[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
豚肉の しょうが焼きを
その鉄板で焼き…>
は~い お待ちどおさま。
きたきた。
いただきます。
どうぞ。
<ランチを食べにきていた
常連さんに出した>
< すると…>
どうして?
え?
うん!
まず 第一段は…。

<調理器具で いける!
確信を持った錦見は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
もっとも身近なフライパンを作ろうと決める。
3倍の技術力として
目標に定めたのは 厚さ>
<鉄鋳物の限界といわれていた
5ミリの3分の1[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
1.5ミリにすること。
そんなフライパンは世界のどこにもなかった>
そうですかね?
< かくして 1992年。
かつてない
フライパンの開発が始まる>
< しかし…>
うわぁ…。
<壁は高く 出来上がるのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
穴があいたり欠けたりしたガラクタばかり>
<ポイントは 火の強さと
炭素などの成分配合。
1℃ 1グラムと
あらゆる組み合わせを試し[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
正解に近づけるしかない>
<1回の試作には2日。
原料費だけで 20万円>
<収入が激減する中[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
3年間で 2000万円が消えた>
あ~っ。
< しかし 転機は
思いもしない形で訪れる>
すみませ~ん。

もう なんだよ。
<宅配業者だった。
荷物を受け取るため作業場から離れた錦見>
< すぐに再開したのだが
この時…>
<炭素をうっかり
2回入れてしまったのだ>
あぁ…。
<捨てるわけにもいかず錦見は ダメもとで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
その 溶けた鉄を