住民投票の実施は参議院選挙の後でも容認する姿勢を示しているの
です。
お互い、
相手しだいの立場は崩さずも、歩

み寄っているようにも見えます。
しかし、きのう会見した、大阪選
出で、
公明党の重鎮である北側一雄副代
表からは、否定的な意見が。
＞＞まずスケジュールありきでは


ないと思っております。
＞＞府議と市議の任期中に協議を
まとめるっていうのは、
もうなかなか厳しいんだろうと？
＞＞府議と市議の任期中？
容易じゃないでしょうね、きっと
ね。
＞＞この４月までに答えを出さな
いという選択肢があるというのが、
ちょっともういかがなものかと思
います。
それこそ責任放棄、
議員としての職務放棄じゃないですか。
真夜中になろうとも構いません。
ですから、
慎重で丁寧な議論ということであ
れば、
皆さんの任期中に何度も議論をし
て、
最終的には答えを出すということ
にご協力をいただきたいと。
＞＞果たして、大阪都構想を巡る
議論。
落としどころを見つけることはで
きるのでしょうか。
＞＞さて、
大阪都構想を議論する法定協議会も先ほど、開かれましたが、
各党の代表者が集まって、
今後の進め方についても話し合いが行われていましたが、
先ほど終了したということです。

では大阪府庁には渕上記者がいます。
渕上さん。
＞＞大阪都構想の具体的な中身を決める法定協議会も先ほど終了し、
その後行われた、
今後の法定協議会の議論の進め方を決める、
各会派による代表者による会議も
終了しています。
維新と公明が対立する中で、
きょうの法定協議会が、そもそも開かれるのかというのがポイント
でした。
法定協議会は、
委員の半数以上の出席がないと開
けないため、
維新だけではその数に足りず、
公明の出席が不可欠でした。公明は、
欠席することで法定協議会を空転
させ、
都構想の議論そのものをストップ
させることもできましたが、
公明が抵抗していると見られるこ
とを避け、出席を選んだと見られ
ます。
その一方で公明は、きょうの法定
協議会で、
維新のいまい会長の進め方が強引だと批判しました。
＞＞本日の法定協議会は、
そもそも会長の権限を逸脱して決定し、行われているということを
自覚していただきたいし、
今回のような事態が二度と起こらないよう、
猛省を促したいと思います。

＞＞淵上さん、
今後の都構想の議論はどういうふ
うに進んでいくんでしょうか。
＞＞維新と公明が、
事態打開の糸口を見つけられるのか、それとも、
このまま平行線をたどるのかとい
うところに尽きると思います。
先ほどＶＴＲにもありましたが、
維新と公明でお互い歩み寄りの姿勢も見え始めていますが、
それぞれが発言を繰り返し、
腹の探り合いをしている段階で、本当にそれが実を結び、住民投票
という合意が見いだせるかは、維
新、公明、
双方ともまだ見えていないのが現
状です。
その行方を占う一つが、
先ほどまで私の後ろの部屋で行われていた、
各会派の代表者による会議です。
非公開で今後の法定協議会の進め方について、話し合われることに
なっています。
維新は、
法定協議会の開催ペースを上げ、
３月までに制度案の可決を目指していた一方、
公明側からいろんな意見が出て、
きょうの会議では話がまとまらず、
議論は来週に持ち越しとなったと
いうことです。
＞＞分かりました。
中継でお伝えしました。
きょうも議論がまとまらなかった