お幾つぐらいのときに？
二十歳のときですよ。
二十歳ですか！
だって 私 ほら…。
私 ごめんなさいね２回も結婚しちゃったのね。
うわ～ いいな。 すごい すごい。
どうも すいません。
その 最初の方
やっぱり この業界の方で。
ちょっと 亡くなられたんですけどご病気で。
それから その後外国に住んでらっしゃる方と→
ご一緒に。
私 向こうに暮らしたいと思って。
歌やめようと思った。
向こうって どこ？
アメリカですね。
へえ～。
やめるつもりでいたんだけども。
結局 でも やっぱりやめられなかったんですけどね。
ご結婚なさって
アメリカに行かれた？
そう。
向こうに その方 住んでたから。
そのときは
２回目のときですよね？
ごめんなさいね。
３度目はないのよ。
分からないです これから まだ。
いや もう めんどくさいわ。そんなことおっしゃらないで。
勇気を持たせてください。
いやいや…。
そう言ってるあなたは どうなの？私ね…。
そうですね ホントにね…。
ここのところ
ときめきっていうの忘れてますね。
ずるっ。
例えば すてきな方だなとか→
そういうのはありますよ。
でも だいたい→
いいなと思ったら
奥さまがいらっしゃったりとか。
何だ 残念みたいなね。
そういうことが結構 多いので。
じゃあさ 休養しますって
言ったときには→
和歌山に そういうお方が？
いなかったです。
そういう噂もありましたけど→
まったくそういうんじゃないです。
あっ そうなの？
都合良く いれば→
結婚もできたんですけども。
都合… 都合じゃないでしょうよ。
そういうふうに
人生うまくいかないもんで。
休養した１年の間に
結婚して 子供も産んでれば→
また違った人生が
あったかもしれませんけど。
でもさ もう
私たちの年頃になると→
やっぱり 何だろう…。
いろんなことが起きてくるからね。
結婚っていう形は
あまり必要ないかもしれない。
ただ 好きな人がいて→
そういう気持ちを常に持っているってことは→
自分を活性化する すごく
重要なことではあると思うよ。
やはり 歌が変わりますか？
変わると思う。 生き方も変わるし。
失礼します。
頂きましょう。
普段 どんな音楽 聴くの？
私の場合は→
落ち着くのは ラテンですけどね。
ちょっと安らぎたいとか。
お散歩に出掛けて 気付いたら
踊って 歩いてんだよね。
あっ そう？ こんなことしながら
歩いてんじゃないの？
こう… サンバのリズムみたいな。
何か…。
体 動いちゃうんだ。
動いちゃう。 冬美さんは？
私はね だいたい
音楽 聴いてるときは→
勉強のために
聴いてることが多くて。
あとは ラジオかけます。
ごめんなさい テレビなのに。
ラジオかけてます。
その方が 何か→
静寂の中にいるよりは
安心するんでしょ？
はい。
何か 音がないと さみしい。
１人ですからね。
ガタッていうと… こうなります。
私も１人だけど ガタッていって