2019/01/14(月) 00:55〜01:25 NNNドキュメント「平成ニッポンを歩く 報道カメラマン80歳 日本縦断」[解][字]

♪♪~
<去年
 夏>
<北海道から沖縄まで
徒歩の旅に出た人がいます>
<現役の報道カメラマンです>
<「徒歩の旅は私の80歳の人生の中で→
生きていることを実感する
毎日でもあった」>

「撮影した時の感動は→

心の 見えない財産』となる」>
<カメラマン人生の原点>
<それは…>
<4年間
 戦場の最前線で→
生々しい現実と→
そこに生きる人間を記録し続けました>
<帰国後は
時代のうねりに翻弄される→
人々の姿を切り取って来ました>
<平成が終わろうとしている今のニッポン>
<カメラマンの石川さんには
何が見えるのでしょうか?>
<去年7月>
<長野県諏訪市にある自宅>
<旅の出発
 2日前>



石川さん) う~んと…。
<12年前
 心筋梗塞を患い→
2か月前も
 心臓の血管を広げる手術を受けたばかり>
<いよいよ
 旅が始まります>
<日本縦断の旅は
ここからスタート>
<早速
 カメラを向けたのは…>
≪頑張ってください≫
≪いってらっしゃ~い≫

「3500kmの旅の第一歩だった」>

「不安は ない」>

「これから どんな光景→
どんな人々に
出会うのだろうという→
楽しみのほうが大きい
」>
<旅のルートは
まず 北海道を縦断>
<その後
東日本大震災で被災した→
東北の沿岸地域を南下します>
(シャッター音)
(スタッフ) 


先ほどから何回も海のほう写真 撮られてますけど…。

石川さん)いや… 灯台っていうかですね。
ああいう…

<北海道の花
 ハマナスの赤>
<牧草を運ぶトラクターの赤>
<お地蔵さんが身にまとう色あせた赤>
<この再会を
楽しみにしていました>

石川さん)私は… 80歳になりました。
<15年前
タコを食べさせてくれた→
地元の漁師さんです>
(石川さん) 漁師やめて。(久保田さん) やめちゃったの。

石川さん) あっ そうなりますか。
そうですか


久保田さん) そうだね。ホントに そうです。

「丸顔の笑顔は以前と変わりなかった」>

「私は再会が好きだ」>
<ベトナム戦争取材中
再会を約束しながら→
果たせなかった人が

たくさんいます>
<その1人が
日本人でありながら→
米軍の兵士になった…>
<出身は同じ沖縄親しくなりました>
<当時
 沖縄はアメリカ占領下>
<米軍に志願したのは→
アメリカの市民権を得て自由に生きるため>
<しかし