2019/01/14(月) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝化粧品店営む脱サラ男女子社員不満爆発!?白菜アイデアレシピ】
◆やめた。
◆何で?
◆算数が苦手やっていうのが、
5年目からだんだんわかってきた。◆算数関係ないやんか。
◆いや、そろばんもあかんし…。
◆そろばん使う人いないでしょう、
◆僕らのとき、そろばんやったんですよ。
銀行員で
定年退職まで無理やなと思って。で、
漠然と青年実業家。
ちょうどバブルの時代やったんで。
◆青年実業家。
◆青年実業家って、
誰でもなりたいなあ。
◆銀行員を脱サラした林さんは、
バブル期に1年間不動産業を経験。そのときに購入した
物件で、「今度は店舗を構えて
商売をしてみよう!」と
化粧品屋さんの経営を
始めたのだそうです。
◆男性で化粧品屋をやろう…。
◆そこがおかしいですよね?
◆めっちゃおもろいわ。◆銀行員のとき、
10年間勤めてて、一番わかりづ
らい業種が
化粧品屋さんやったんですよ。
化粧品屋さんって、
どこでも同じ看板、
大手のメーカーの看板があり、
同じポスターが張ってあり、
同じ商品が売ってあって、
やり手のおばちゃんがいて、
美容部員さんがいる。どこも一緒なんですね。
◆そうですね。
◆素人が参入して、ちょっと違う
コンセプトで美容を
提案ができるような店が
あったら、いいのにな。
◆独自性があれば、
この商売勝てると思ったんですか。
◆…と思ったんです。素人ながら。
◆あなたすごいやん。
◆そんなことない…。
◆林さんの高い志に共感し、
オープン当初から支えてくれている福島さん。
2人で、新しい取り組みを
どんどんと成功させてきました。
◆3年目ぐらいで、
安室ちゃんがぐ~んと…。
◆一番、ガッと来てるときですか。
◆ちょうど安室さんのほそ眉がはやってん。
はやった。
◆俺、覚えてるわ!
うちの娘が朝、突然
眉を細くして、
起きてきたんですよ。
ぱっと見て、
“あっ、おはようございます”っ
て言ってしまった。
眉毛で全然顔が変わるねん。
不思議やわ!
急に眉毛細くしたから、びっくり
して。
◆みんな、細眉にしたから、
あの人は輪郭からして
細眉は無理あるでという人まで
ほそ眉にしてたから。◆どういう事やの?輪郭から…。
小さい顔で細眉やから合うけど。
◆じゃあ、僕ら化粧品屋さんなんで、眉毛の描き方を
レッスンしてあげるべきやと思っ
て。
これで2週間ぐらいこもって、
雑誌や本を山ほど買ってきて。
◆あと、ネイルのほうもやってる
んですよ、うち。
ネイルサロンも。
◆ネイルはいつごろからやり出し
たの?
◆それは10年後です。
その当時ね、ネイルサロンと化粧
品店が一緒になってるというのは、
全国でも珍しくて。
◆そうやわ。
◆そうなんですよ。
◆社長が決めるの?
ネイルもやろうやって。
◆そうです。
◆社長すごいね。
何でそんな女性の気持ちがわかる
の?
若い人と一緒にいるの、好きでし
ょう?
◆大好きです。
◆でないと、こんだけ女性の要す
るに移り変わりを見ようと思った
ら、常に一緒やないと、若い人の
時流がわからへんもんね?
◆さすが、同世代!
◆そうでしょう?
◆65です。