＞＞訴えたのは、
風疹の抗体を持たず、空白の世代
となっている、
３９歳以上の男性へのワクチン接
種の制度化だ。
＞＞この風疹は排除できる、撲滅
できるにもかかわらず、
実現できていないということは、
何かが足りないはずだと。その足りないことを埋めていくた
めに、これから政治ができること
を、
それぞれの関係の皆さんとも話し
合って、行動に移していきたいと。
＞＞小泉議員との面会から１か月
後、
国はことしから３年間、
感染リスクが高い３９歳から５６歳の男性を対象に、
ワクチン接種を無料にすると発表。
２人の思いが国を動かした。
そしてきのう、



舞台、
遥かなる甲子園の大阪公演を迎え
た。
５０年以上前に起きた、
沖縄での風疹の大流行。
もうこれ以上、
繰り返してはいけない。
舞台を通して、
沖縄からのメッセージを伝える。
＞＞俺たちは耳が聞こえる連中か
らは相手にされないんだ。
＞＞うわー！
＞＞あー！
＞＞聞こえないのは向こうのほう
ですね。
野球をやりたいという生徒たちの
心の声に、
耳を閉ざしたまま聞こうとしない。
いいえ、
強いチーム、
有名な選手を育てることにだけ躍起になってる今の連盟の人たちに
は、家族たちの声にならない声は、
聞こえないんでしょうね。
＞＞おーいみんな、
高野連が加盟を承認したんだ。
＞＞やった！
＞＞風疹の怖さ、
そして予防の必要性を知っていた
だきましたら、
一人でも多くの方に風疹の怖さを

伝えていただいて、
この社会から風疹がなくなる日ま
で、どうぞ皆様、
これからも力を貸していただけま
すよう、
どうぞよろしくお願いいたします。
＞＞この国から風疹がなくなるその日まで、
大畑さんの訴えはこれからも続く。
＞＞私たちが風疹の怖さを一人一人知ることが大事ですし、
あとワクチンでこの風疹、予防す
ることができるんですよね。
＞＞だったら本当に、早急にやっ
ぱりね、それを自覚して、
その恐ろしさを知って、
きちっとやるべきでしょうね。＞＞そうですね。
過去にはアメリカでも大流行して
いたという話がありましたけど、
橋本さん、今はどうなんでしょう
か。
＞＞そうですね、今、
アメリカはどういった状況にあるかというと、こちらですね。
風疹排除宣言。
これ、もうアメリカはワクチン接
種を徹底していまして、今、
仮にウイルスが国に入ってきても、もう流行することはないとして、
排除宣言がなされているんですよ
ね。
さらにこちらです。
今、
日本が風疹の流行していることを

受けまして、アメリカは妊婦に対
して、
もう日本へ行っちゃだめだと、
渡航を控えるように勧告まで出し
ているんですよね。
そんな中、日本の風疹、どんどん
とこれ、感染が広がっている。
今後、
より多くの国がこういった勧告を出す可能性も出てきていますので、
東京オリンピックに向けて、
非常に不安が残っているという状況なんですよね。
＞＞住田さん、
これは日本への信頼にも関わってくる。
＞＞しかも今回、私の世代なんで
す、あのお母さん方はね。
ですから、
あの痛い思いをされた、悲しい思いをされた方、よく分かるんです
が、今回のワクチン無料接種、こ
ういうつながりがあったんだって、
今分かって、本当感動的でした。