2019/01/15(火) 16:47〜17:53 ten.【ゲキ追X!流行止まらない「風疹」演劇に託す…ある母の思い】[字]


>>小学校の先生を目指している筒井さん。
初めは大学の先輩に誘われるがま
ま参加したものの、
お年寄りが顔や名前を覚えてくれ
て、自分たちを必要としてくれる
ことにやりがいを感じ、活動にの
めり込んでいきました。
>>行ったら、
待ってたよって言ってくれる人がいたりとか、
楽しみにしてくれてる住民さんが
いるので、
やっぱり続けられるなって思いま
す。
長く生きておられる分、
いろんなことを知ってはったりとか、
いろんなことを教えてくれはった
りとか、僕たちのことを心配して
くれて、
すごく行ってて安心する場所やなって思うんですよね。
>>神大喫茶は、震災直後、
住む場所を追われ、
つながりをも失った被災者が、
仮設住宅でいつでも集える場を作ろうと始まりました。
>>どうですか?

毎週、
こういう場があるというのは。
>>いいこと。楽しみ。
>>みんな、
ここらの年寄り、
これ楽しみにしとるんやもん。


>>そうなんですか。
>>だから、こんだけの人が来る
んやな。
>>最初はやっぱり、
周りの人は知らなかったですか?>>知らんかったな。知らんかっ
たけど、やっぱりみんなこういう
ふうにお友達になって、元気か?
どないしてるん?
とかね、いろんな話しながら、やっぱりみんな仲よくなったんやな。
>>震災をきっかけに作られた場
所が、
震災後に生まれた若い学生の手に
よって、
今も継承されています。
お茶会後には、
最近姿を見かけない人の部屋を訪
問し、
ふだんと違う様子がないか、確認
します。
留守だったときは手紙を書いて、
次の週にまた訪れます。
>>電気ついてるとか、
家の前になんか物が出てるとか出てへんとかっていうのを見て、
前と違うなとかっていうのは見張
ったりとか、やったりはしてるん
ですけど、中に籠もったまんまの
人とかも時々いはって、
ごはん買えてへん人とかもたまに
いたりするんで、そういう人とか
は、たまに僕ら、顔見せてくれた

ときに、ごはんとか食べてますか
?みたいな話はしたりしますね。
>>兵庫県内の復興住宅では、誰
にもみとられず、独りで亡くなる
孤独死をした人が、去年1年間で
70人に上りました。
引きこもりがちになるお年寄りのもとを訪ねて、少しの時間でも会
話をすることで、体調などに変化
はないか、
気を配ります。
>>出てくる気配ないんやけど。>>暖房もついてない。
>>出てくる気配がない。
あっ、
来た。
>>おはよ。
>>こんばんは。
>>何年ぶり?
>>元気にしてますか?
>>なんとか生きとる。
>>あー、
よかった。
ごはん食べました?
>>今?食べてない。
>>食べてない。まだか。
>>今、
起きたとこ、あんたが、起こされ
た。あなたに起こされたとこ。
>>ごめんなさい、すみません。
>>この家に住む90代の女性は、2年前までお茶会に参加していま
したが、年を重ねるごとに、

外に出ることが難しくなり、姿を見せなくなりました。
>>ありがとう。
顔見せてもろうただけでありがたい。
>>いえいえ、
とんでもないです。>>ありがたい、ほんまに。せや
けど、また来てな。
>>はい、
また来ます。
>>そのときだけはちゃんと起きとくからな。
>>分かりました。