2019/01/16(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!京都『二條陣屋』へ】[字]
間違ってる情報、うまく仕分けるような仕組みを今、試行錯誤、
検証実験しながらやろうとしてい
ると。
ここまで平成の防災体制というの
は、
阪神・淡路を教訓にして今、
積み上がってきているというところなんですね。
>>もちろん、この情報があふれ
ることで課題もあるんですけれど
も、被災した自治体も被災者であ
って、赤星さん、
こういうことを活用していかない
といけないですよね。
>>いやもう、
本当にフル活用して、やっぱり今後もたぶん、
間違いなくこういう自然災害とい
うのは起こると思うんですね。
そのつど、そのつど教訓にして、
日々、
進化していかないことにはいけな
いと思うので、
どんどんどんどん有効活用してほ
しいですよね。
>>今、
赤星さんからいろんなものを進化させて有効活用ということが平成
の時代に進んだんですけれども、
進めば進むほど、皮肉なことに、
やっぱり国が、
自治体ができることには限界があるということが見えてきたという
のも、この平成の時代だと思いま
す。
じゃあ、
この限界をどう乗り越えるのかというのが、
3つ目のポイントですけれども、
これが被災地に行けばどこででも耳にするようになった絆というこ
とですね。
地域やコミュニティというものな
んですけれども、
これも阪神・淡路の教訓ですけれども、こういうことですね。
先ほど、
ほとんど亡くなった方というのは、自宅の下敷きになったりして、
圧死だったというふうに言ったん
ですけれども、じゃあ、
どういう人たちに生き残った人は
助けられたのかというと、77%、
8割近い人が家族ですとか、
近所の人たちがみんなで救出をしたということで、
助かった。
消防だとか、
そういうふうに活動して助けたの
は、やはり20%程度だったとい
うことですから、
いかに地域が大事なのかということも、この平成が残した災害の教
訓ということで、
その教訓が今生かされているのが、自主防災組織というものなんです
けれども、これがどういうものか、
消防、
プロの消防士さん、それからその
下に地域の消防団があって、
さらにその下に自主防災組織とい
う、
自発的に地域の人たちで作る防災
組織というのが今、
たくさんできているんですね。
できることは防災訓練ですとか、
それから避難誘導ですとか救護や
救出、お年寄りや小さな子どもた
ちをどういうふうに逃がすのかと
いうことになるんですけれども、
行政もこういう仕組みをたくさん
増やそうということで、実はこの
少子高齢化の中ですけれども、
この自主防災組織自体は平成の時代に、非常に今、右肩上がりで増
えているということなんですね。
これは非常にいい傾向で、
次の時代にも、
ものすごくこれは防災、
災害に対しては必要になってくる
ということが私たちの教訓として、
もう一度思い返す、
忘れないということが大事なんだということだと思います。
>>どう命を守るのか、
あす1月17日を前にもう一度考える日にしたいですね。
では続いてこちらです。
>>きょうの若一調査隊は江戸時代の名建築、
>>レッツゴー。
>>若一調査隊。
>>きょうのテーマはこちらです。
江戸時代、
大名らが訴訟や裁判のため、
奉行所近辺に滞在した宿を公事宿という。
その公事宿がなんと京都市内に現
存。
重要文化財でもある二條陣屋驚き
の内部とは。
>>江戸時代には公の事と書いて
公事と読むんですけれども、公事
が今でいう、民事訴訟みたいなこ
となんですね。
そういう訴訟を抱えた大名たちが