2019/01/16(水) 19:30〜20:15 ガッテン!「平成最後の年に贈る!家庭のフライ新常識」[解][字]
(山根)ブクブクブク…。
これだけ勢いよく
衣の中の水分が抜けている。
ベタベタしないよね。
カラッといくよね。
そうなんです。
あ~ カラッとだ。
では その食感が
そこに どう違いが出てくるのか。
(坂下)そっか~。
(山根)全然違う。
揚がったあとの衣を
CTで観察しました。
140℃で揚げた衣
そして 180℃で揚げた衣。
空間のところが
水分の抜けたあとの穴です。
(坂下)ほんとだ 大きさが違う。
ということは…
そうです そうです。
(山根)サクサク感が出てるんだ。
ぜひ ですから
180℃をちゃんと目指さないと→
ここら辺りを いいかげんにしてると…
っていうことなんだね。
そうなんです。
今 千里子ちゃんこれを使ってるんですよね。
(坂下)使ってます 温度センサー。
ほんとは正確に出るはずじゃないですか。
これ なんか
正確に出ないこともあるんですか?
そうなんですよ。 実はですね…
えぇっ ちょっと待って!
最近のコンロの温度センサーには→
実は こんな出っ張りがあるのに皆様 お気付きですよね?
(坂下)ああ あります あります。
ここが 温度センサーです。
では コンロに火をつけて
温度設定を180℃にしてみます。
するとですね…。
(ブザー音)
途中で「ピピピ」と音がして
急に 勝手に弱火になります。
その時 てっきり180℃だと
思うじゃありませんか。
なのに…。
測ってみたら…。
およそ 147℃。
そして そのまま待つこと10分。
でも 160℃程度。
(山根 坂下)えぇ~?
実は…
(山根)え…?(坂下)えぇ~?
私も でも 昨日アジフライ作ったって
さっき言ったじゃないですか。
夫に…
多分 でも それ私は温度センサーに任せてるから。
この辺のことは 一体どうなっているのか。
メーカーに聞いてみました。
つまり 「一般的によく使うであろう→
鉄製天ぷら鍋を基準にしているため→
鍋の材質や厚みによって
変化することがあります」と。
(坂下)へえ~!
(山根)えぇ~。
(坂下)いや なんか…
私もそうなんですけど…
ええ。
わぁ~。 だからベチョベチョだったのかなアジフライ。
だから 温度設定が付いてるから
なお信じて→
それで器のほうは 鉄製の天ぷら鍋でない
やつを使ってる場合に→
起こりうることだけど そんなことは
今 言われなきゃ分からないわけですよ。
でも いろいろ見極め方として
代々伝わっているやり方もありますし。
パン粉。 昭和のね 伝統の。
(坂下)そう そう そう。
フライがサクサクしないと
お悩みだった遠藤さん。
温度を見極めるために使っていたのは…
そもそもどう変化すれば 180℃でしたっけ?
えっ? 本当に?
う~ん…。
その時の温度を測ってみると…。
167℃。
目標よりだいぶ低めです。
最近 売られている食感や機能が異なる さまざまなパン粉。
実は そのほぼ全てに共通する
180℃の見極めポイントがあるんです。
それが…。
パン粉では 入れた瞬間のこの広がり方に注目です。
といっても 近頃増えているのは→
冷凍やチルドであとは揚げるだけの商品。
そもそもパン粉を使わないという人も
増えているんです。
そこで 林先生が
おすすめするのが これ!
う~ん。