2019/01/17(木) 16:47〜17:53 ten.【震災24年「旬感中継」蓬莱さんが使える防災グッズ紹介】[字]


るということなんですね。
>>やはり野村さん、そこに住む
方にとっては、
毎日の生活が大事ですもんね。
>>そうですね。ただ、
難しいと思います。
こうやってとにかく頑張ってほしいと思って、計画したんだと思う
んですよね。
だからそのときのみんなの気持ち
は、
一刻も早く復興してほしいという思いだったと思うんですけど、こ
れがうまくいかなかったことを、

今度の、次のほかのところの復興
のために、そこを生かしていくっ
ていうことが、また一つ、
重要なんじゃないかなというふう
に思いますけどね。
>>行政もきっとよかれと思って、
この計画でやったと思うんですけ
れども、一つ、ここからの教訓と
しては、先ほど、
ビルドバック・ベターという、
よりよい復興という考え方を紹介しましたけれども、
やっぱり時代に合った、
そのニーズに合った、復旧という、
よりスピード感のある復興のしか
たを、復旧のしかた、
戻し方を考えてもよかったんじゃ
ないかなというふうに思います。
この長田区ですけれども、今、


1つ新しい希望となっているニュースがありまして、
この先ほど紹介した地域の中に、
兵庫県と神戸市の合同庁舎がまもなくこの6月に完成することにな
ります。
ここで1000人を超える職員の方が働いて、
経済効果も200億円近くあると
いうことで、
これはやはり行政が長田区をもう
一度盛り上げようということで、
意図的にここに持ってくるものな
んですけれども、
やはりこれに対する期待は大きい
ということなんですね。
私たちも、
失敗として、
この長田区を紹介してしまいがち
なんですけれども、
地元の方にお話を聞くと、こんな
ことをおっしゃっていました。
まだ私たち、
頑張っているんだから、
失敗だと結論づけないでほしいと
いうことをおっしゃっていまして、
私たちはここの復興、
見守っていきたいなと思います。>>では続いて、
2つの被災地の懸け橋に。
>>去年、
Jリーグのヴィッセル神戸に入団
した期待のサッカー選手がいます。
宮城県出身のごうけ選手。

8年前、東日本大震災を経験した
19歳が、宮城と神戸をつなぐた
めに、サッカーに懸ける思いとは。
>>黙とう。
>>プロサッカーチーム、ヴィッ
セル神戸。
毎年、
1月17日、
黙とうから一年をスタートさせます。
24年前の1月17日、
誕生したばかりのチームが、
まさにプロのサッカークラブとし
て始動する初練習の日でした。
神戸讃歌。
阪神・淡路大震災から共に歩んできたチームに、
復興への願いを込めて作られた応
援歌です。
この歌が持つ意味に、
特別な思いを抱く選手がいます。去年、
ヴィッセル神戸に加入した、
郷家友太選手19歳。
年代別の日本代表に選ばれるなど、
将来を期待される選手です。
>>チームを背負っている曲とい
うか、
ほかのチームにはない意味の曲だ
と思うので。
>>宮城県出身の郷家選手。
11歳のときに、
東日本大震災が発生。

小学校の授業中に、
激しい揺れに襲われました。
>>日本が沈没するんじゃないかっていうことをまず考えて、
きのうまでの多賀城市とは全然違
う光景。
車が壁突っ込んでたりとか、
自衛隊の方が船、ボートで、日頃、水がない所を回ってたりとかして、
友達の親だったり、近所の人だっ
たり、
亡くなった人はいましたね。