2019/01/18(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝さん人気串カツ店が突如閉店した理由▽常識覆す備長炭干物職人】


ちょっとかわいく仕立てて。
仕立てて。
◆孫が。
◆僕が。

◆お孫さん?
◆僕がやっております。
◆お母さんは
どちらにいてるんですか?
◆母は向こうの店におります。
支店におります。


◆ウイステの中の。
◆やり手ですね、さては、ほんな
ら。
向こうとこっちがあるということ
は。
◆この親がこの社長。
◆店員です。
◆お父さん。
よう似てるわ。
お父さん。
◆嫌がります。
◆お父さんで、
お母さん?
◆90の母。
私、姉です。
◆ええ!?
お母さん、90?昭和でいうと、
◆3年。
◆昭和3年というたら、
歴史の本で見ましたよ。
昭和3年の話は。
◆ありがとう。
◆いえいえ。
◆昭和26年から
この商店街でお茶屋さんを営む、90歳の小原さんは
今も毎日店に立つ、現役。
亡くなった仲間の実家は、
鹿児島で大きな茶農家だったそう
で…。
◆こちらへ嫁いだということは…。

◆鹿児島同士だから。◆鹿児島同士で、
お母さんも
ほんなら、
地元では
名士ですね、ほんなら。
◆そない言うたら、
吹聴するみたいだけど…。
◆いやいや。
◆私の父は、薩摩川内市、
あそこの初代教育長でございます。
私が小さいころは、
校長だったから。
◆学校の校長。
その当時の学校の校長先生といっ
たら、
なりたい人がなれるというわけで
はないでしょう?
ほんなら、お嬢様ですか、お母さ
ん。
その当時やったら、小学校を出た
ら、そこから…。
◆高等科に行くでしょう?
◆今で言う中学校ですよね。◆でしょうね。
昔でいう、女学校。
◆ほんで私らのときはな、
フフフ…。
女学校に1人か2人行くわけです。
◆それも選ばれた人だけですわね。言うたら、
行ける人が限られて…。
◆受験、受験。

◆受験して、
お母さんは、まさか…
その町で1人か2人の。◆フフフフ。
◆行きましたん?お母さん。
◆はよ言いな。◆いやいや、お母さん、
引っ張りましょう、
引っ張りましょう。
お母さん、かわりに言いましょう
か。
その町で、
唯一お母さんだけが行きました。
女学校に行きました。
周りからみんなが
うわ~!
やっぱりすごいわという拍手喝采で送り出
されて。
◆周囲は言うてくださったんですけどね。
◆周囲はね。
言いました。
お母さんは普通です。
何が?という顔です、お母さんは。
私は勉強しただけよという顔で。
周りが言うてくれました。
すごいすごいいうて。
◆その後、
終戦を経て、結婚。
ご主人と、
大阪で、今の店を持ち、
今や三世代で
お茶屋さんを営むようになってい