2019/01/18(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝さん人気串カツ店が突如閉店した理由▽常識覆す備長炭干物職人】


お客さんがたくさん来るような店になったら
いいなという形で、勉強に行って
たんですけど。
美木さんが50でやめると。
という事になったんです。
美木さんでさえも
やっぱり、
世代交代というか…。
そういうときが来るんやなあと。
ちょっと待てよ、
僕も15年先に、
今ほどお客さんが来てるんやろう
かと思ったときに、
これはちょっと、俺じゃ無理やな

と。
◆でもね、35の、
一番イケイケの売上も上がって、
名もとどろいているときに
それ考えられないですよ。
◆美木さんと


自分のレベルが違い過ぎて。
◆美木さんは、
根本正すと、
お弟子さんでもなければ…。
◆ないんです。
全く関係ない。
しゃべったこともない。
◆何をそれだけ
尊敬しているんですか。
◆そうなんですね。
◆お店やめるときって、あったん
ですか、目的とか目標は。
◆いや。
50までやるというのが、
目標で、
自分の中では
正直なところ、
やり切ったというよりは、これ以
上続けてても、
自分自身が落ちていく。
逆に、がっかりさすなというのも
あって。
◆一番いいところで。
安室ちゃんと同じ…。
◆そんなたいそうじゃない。
◆見た目こそ違うけど、
中身は安室ちゃんですか?
◆全然違います。
◆奥さん、やめるとは聞いてたけ
ど、それって

よくある話じゃないですか。
やめるやめると言いながら、
でも、ほんまにやめると聞いたと
き、
奥さんは正直どう思われました?
◆でも…。
頑張って、ずっと頑張ってるの見
てたので、本当にいい形でやめて
もらえるのが
一番うれしいかなって。
◆一番の理解者ですね。
そこからね、
何でまた同じ飲食?
これ、カツサンドを出して、
やめなかったらよかったんちゃうかなと。
◆コーヒーが好きやったんです。
好きといっても、
自分で焙煎とか
抽出とか、
したことがなかったんですけど、
ある日、六甲の評判の
自家焙煎の店で、
コーヒーを飲んでたら、
フリーペーパーみたいなのが置い
てありまして、
コーヒーの焙煎教室って書いてあ
ったんですね。
煎りたてハマ珈琲さんという店な
んですけれども。
ぱっと扉をあけたら

焙煎機が
店の中に並んでて、
ちょうど僕行ったときに、
焙煎中で、
すごいいい香りで。
うわっと思って、すごいなと思っ
て。
◆知る人ぞ知る、
焙煎の達人と言われる、濱さんから、
これまた強い影響を受けた
山城さん。以来、
コーヒーの魅力にとりつかれ、
去年4月に、満を持して
コーヒー店をオープンしたのです
が…。
◆ちょっとずつ
お客さんがふえてきたんですけど、
ほとんどのお客さん、カツサンド
なんです。
目当てが。