去年 亡くなった先輩→
大杉 漣さんの
存在だったそうです］
デビューの映画のときに 先輩が
大杉 漣さんの先輩で→
北野組とかにも
出てらっしゃらないころで→
世間的には 無名なんだけども
こんな すてきな俳優さんがいて→
みんなに愛されて
必要とされて→
こういう中で生きてくってのは
すてきだなと思えたのが→
やっぱ 大杉さんなんですよね。
大杉さん それを変えることなく→
ホントに 去年 お亡くなりになる
２時間前までね→
現場で 前線で 僕らの 率先して
リーダーで あり続けたんで。
やっぱり 大杉さんっていう
指標があったから→
ずっと この世界で。
あの人が ちゃんと正当に評価されて→
報酬もらえるように
なっていくような→
世の中じゃないと やっぱり
信じてやれないなと思った。
とんとん拍子に
世間が 大杉さんに注目して→
やっぱり ホントに
先に 突っ走ってくれたんで→
そこは 僕にとって レールを
敷いてくれた人っていうのは→
大杉さんだなって
思うんですけども。
舞台から 映画の世界に行って→
かばんの中に台本 何冊も入って→
やっぱ そうやって 何か
いろんなことをやって→
自分の仕事のバランスを
取ってたっていうぐらい→
わりと 結構
仕事 詰めてやってたんですよね。
止まっちゃうと終わるかもな
っていう気はするんで→
ずっと こういうふうに
いきたいなっていうのあるんで。
常に 全力で→
皆さまの要求に 応えられるようにしたいなとは思ってますね。
芸人さんも 同じでしょ？
僕らも 例えば仕事が ちょっと減ると→
不安になるとか
あるじゃないですか。
役者さんもあるんですか？
すごいありますよ。
だって 役者さんって
ここまでの舞台が終わった。
次 あそこの映画に向けて 結構
長めの休暇があるみたいな イメージ。
ないない。 とにかく…。
詰めるんですか？
常に こう 何だろう？
重なってないと不安ですよね。
先が ちょっとでも
決まってないとね。
色々 ご苦労されたでしょ？
やめてましたからね 一時期。
えっ？
足 洗ってましたから。
職人さん。
えっ！？ それ 聞いてないです。
２５から ２７ぐらいまでは
この仕事を続けていくと→
生活できないと思って
やめてましたね。
３年？ ２年？
２年ぐらい やめてましたね。
あの 実際 そっちの方が
給料もらえてましたし。 よかった。
やめたことないですか？
いや 僕は ずっと。 相棒は１年間 休んだことありますけど。
何で 休まれたんですか？
色々 吉本と もめてですね。
１人で休まれたんですか？
１人で休んでました。
そのとき どうされたんですか？
僕は １人でやってました。
１人で？
ラジオとか。 はい。
光石さん やっぱ
順風満帆じゃない？
いやいや。
でも 仕事はなかったよ 全然。
仕事のない時期って？
何か バイトもせんで→
借金して 奥さんが
ちょっと働いたりして→
で 遊んでばっかり。
幾つのときですか？ それ。
３０ぐらいですね。