2019/01/21(月) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝西宮・門戸厄神ぶらり中退した子供を救う塾大根アイデアレシピ】


◆学校へ?
◆ほとんど。
◆お父さん、お母さん、心配したでしょうが。
◆心配は…。
◆心配かけたでしょう?
ほんで、今さらになって勉強した
いと思うようになったん?
◆勉強してるつもりがないんや、
ここにおったら。
◆何か知らないことを



教えてもらってるという感じ。◆それを勉強というんや!
◆自由な雰囲気が特徴の
TOB塾。現在、
講師は3人で、
中退したり、
不登校になったりした子供たちを
対象に
高卒認定の資格取得や、
大学、専門学校への進学、
就職の準備などをサポートする
個別学習塾です。
どういう生き方をしていきたいの
か、
子供自身の考えを大切にして、
進路相談に乗っています。
◆TOBというのは
どういう意味があるんですか。
◆TOBなので、
Think、
Oがアウトサイドです。
箱の外側で考えよう、みたいな。
常識に縛られるなみたいな意味な
んですけど。
やめると一般的に高校をやめるや
つはろくでもないとか、
人生終わりやとかって言われたり
するのが、そもそもそうじゃない
よというところがスタートなんで
すけど。
◆塾長はあれですか。

なぜまたそんな塾をしようと思っ
たんですか。
◆さっきの中で言いそびれたんで
すけど、私もやめてるんですけど。◆えっ、そうなんですか!?
やめてるんですか?◆やめてますね。
◆こっちの先生もやめてるの?
◆僕もやめてます。
◆あらららら。
◆僕だけですね。
◆ということは、
あなたは教えるちょっと資格はないかもわからない。
◆先生はまた何で学校をやめはっ
たんですか。
◆僕はね、合わなかったですね。
◆合わなかったって。
偉そうに!
俺もそんな言ったら、
あわへんよ。
全く合わない。ただ、
我慢するかどうかと違うの?
普通はそうだよね。普通はみんな…。
嫌でも我慢するやんか。
合わなかったで済む問題じゃないと思うんだけど、
それは我慢できなかったんや。
◆まあ、そうですね。
◆山口さん自身も
高校になじめず、
中退。
独学で勉強し、
関西学院大学に入学しました。

その後、
高校の教師になりましたが、
そこで
授業についていけない生徒の面倒
を見ていると、
先輩教師から思わぬ一言を言われ
たそうです。
◆何ぼ手かけても、そんなすぐに
ちゃんとできるわけじゃないから、
腐ったミカンはほかの周りのやつ

腐らせていくから、
早めに切ったほうがいいんじゃないみたいな話をされた。
◆山口さんは、その一言がきっか
けで
学校を退職。
学校の枠組みの中で教えるのはほかの先生に任せて、
自分と同じ境遇の悩みを持つ子供
たちと
寄り添っていこう、
そう心に決めて、このTOB塾を立ち上げたのです。
◆どうなんですか、実際に
やってみて、
生徒さんたちというのは、やっぱ
り彼もそうだし、
彼女もそうなんだけど、随分と変
わりました?
ここへ来て。
どうでした?
あなた、こっちの学校、楽しい?