つい先ほど、消防当局が会見を開いた。
番組の一部に字幕のついていない
部分があります。ご了承ください
全国で猛威を振るうインフルエン
ザ。
関西でも、亡くなる方が相次いで
います。
兵庫県淡路市の養護老人ホーム「
北淡荘」では、
職員と入所者合わせて74人がイ
ンフルエンザに感染し、
入所者7人が死亡しました。
兵庫県は、立ち入り調査をして
予防薬を投与するよう助言してい
ましたが、
施設側は、職員にしか投与してい
ませんでした。
一方、京都府南丹市の
介護老人保健施設「シミズふないの里」では
12日からきのうまでに26人が
インフルエンザに感染し、
おととい入所者の83歳の男性が
死亡しました。
また、滋賀県守山市の
介護付き有料老人ホーム「ケアフル楠の葉」でも、
今月に入り、12人がインフルエ
ンザに感染し、
18日に入所者の90代の男性が
死亡しています。
お年寄りが利用する施設の集団感
染、
今関西でわかっているものだけで、
兵庫県の淡路市で、
74人が集団感染して、
7人の方が亡くなっています。
京都でもお一人の方、滋賀県でも、
1人の方が亡くなっているんです。
このうち、
7人の方が亡くなった、
淡路市の養護老人ホームに西森記
者がいます。
感染が広がった2階は個室だった
そうですが、
それでもなぜ感染が拡大したんで
すか。
主に流行した施設の2階部分には、
重い認知症を持つ高齢の方々が
多く生活しています。
職員の方も
個室から出ないように、
またほかの階に移動しないように指導していたということなんです
が、拘束することは施設としても
できないので、どうしても部屋を
出入りしてしまう方が多かったで
す。
感染が拡大した一つの要因と考え
られます。
施設では予防接種は去年の11月
に
行われていたそうなんですが、
予防薬であるタミフルは、
職員の方のみに投与されていまし
た。
県からは職員の方だけではなく、
入所者の方も含めて、予防薬を投与するよう助言していたというこ
とで、もし実際にそうしていれば、
ここまで感染が拡大することはなかった可能性もあります。
西森記者の報告でした。
お部屋にずっといろということは
できないじゃないですか。
そうなったときに、
一体どういう方法で感染を食いと
めるか、
今後の大きな課題になっていくの
ではないかなと。
ただ、
ご本人の意思もありますしね。
認知症の方だと、それがなかなか
確認できないとか、
いろんな問題があるから、ルール
を決めて、
例えば事前にご本人とかご家族に
ちゃんと説明しておいて、
了承をとっておく、
そういうちゃんとした
対策を
事前につくっておくということが大事だと思います。
三輪さん、
タミフルと予防薬として事前に飲ませておけば、
感染が広がらなかったんじゃない
かという
意見もあるかと思うんですが、
ふだんからお薬をたくさん飲んでいらっしゃるお年寄りの方に、
また今後これも飲んでくださいと
いうことは、
非常に難しくもある。
そうですね。
そこもそうですし、
もし入居者の方が、
お薬飲みませんと言ったときに、