スビトリナという選手は
決して諦めませんし、一つ一つ
本当に丁寧に
ボールを返してくる選手です。
実況≫大坂、今日初めてのセカンドサーブです。
実況≫お互いバックの打ち合いは
ポイント、スビトリナ。
解説≫今のラリー
よく我慢していたと思いましたが
今日はこういった展開というのが
多くなってくると思いますのでね。
実況≫かなりスビトリナは
ベースラインから
下がったところでのストロークを
続けています。
いいストレートです。
解説≫大坂さんとしてはなるべくベースラインから
下がらず
相手から時間を奪いたいですね。
実況≫両者ともに
浅くなっていきますと
一気に前に入ってくるシーンは
今日の試合の中でも見られてます。
エース、2本目。
このゲームだけでセカンドサーブが3本目です。
かなりスビトリナは
あのサイドからは
自分の右側へのサーブというのを
警戒していたんですが
大坂は、その逆を
すべてついていっています。
サーブだけで押し切りました。
第3ゲームも大坂なおみサービスゲームキープです。
第1セット、お互い
サービスゲームキープが
続いています。
これから大坂のリターンゲームに入っていきます。
1つ、セカンドサーブに対する
リターンということも
ポイントに
挙げていただきましたが
今大会を通じての
ベスト8に残った選手の
ファーストサーブに対する
リターンの位置を
ご覧いただいていますが
白が大坂選手で黄色がスビトリナ選手です。
解説≫これだけ見ていても
かなり中に入って
打っているというのが
よく分かりますよね。
赤色が
セレーナ・ウィリアムズですがセリーナよりもかなり前ですし
どの選手よりも
前でレシーブを打ってますので
相手からすると本当に早く
ボールが返ってくるんですよね。
実況≫ファーストサーブでも
高い位置を守っている大坂です。
そして、セカンドサーブになると
基本的には大体
リターンのポジションは
高くなるんですが、大坂選手は
相当中に入るんですね。
解説≫多分1m近く中に入って打ってきますので
相手としてはかなり
プレッシャーを感じますよね。
今日もこれぐらいの位置で
レシーブができると
スビトリナにプレッシャーを
かけていけるかなと思います。
実況≫この位置は大坂としては
保ち続けたほうがいいですね。
解説≫そうですね。
実況≫今日最初のリターンゲームでも
かなりベースラインの内側で
ポジションを取る
シーンがありましたもんね。
スビトリナのほうがセカンドサーブが多くなってます。
これを入れていきたいんですかね。
解説≫もちろん、今のレシーブのミスというのは
減らしていかなきゃいけないと
思います。
実況≫あの極端な
ポジショニングというのは
ファーストサーブからでも相手に
プレッシャーをかけられますか?
解説≫やはり相手としては
時間がなくなってしまいますので
あっという間にボールが
返ってきてしまいます。
実況≫相当ポジションを
上げている大坂。
逆にいえばスビトリナが森上さん
かなり高いバウンドの
サーブを打ってきました。
解説≫スビトリナという選手は
セカンドサービスは
かなりスピンを打ってきますし
グラウンドストロークも