2019/01/25(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝さんバスケチーム社長の失恋人生▽金メダリストのシューズ職人】


◆高過ぎたら、
即ひねってまうけどな。
◆全部あかんやん。
◆ほんまに全部あかんちゃいます
の、
これ。
◆この計測で
選手の足の強い部分や弱い部分ま

わかるといいます。


◆悪いところは治していく。弱いところは強くする。
これを教えてあげとんですよ。
だから、
極端に言えば、
お宅の、誰?◆鰻と申します。
◆鰻。
えっ?えっ?
鰻っていうの?
◆本名が鰻って言うんです。
◆ほんまに?
珍しいな。
◆久しぶりに聞いた、
このリアクション。俺、なれ過ぎてるから。
鰻? って。
鰻ですよ。
名前本名ですよ。
◆ほんまに鰻っていうの?
◆ほんまに鰻っていうの?

珍しいな。
◆何回も言われてるんですけど、
これ。
◆6.5の幅広を履くんですけど、
走ったら、
右のほうが
前にいくような
こういうふうな走りになりやすい
ということです。
こっちが前に来るような。
だから、
左回りは走りやすいと思います。

右回りは走りにくいんですよ。
すごいな。
◆右回り走りにくいですか。
◆俺もそっちや。
◆彼の場合は
特に左がめっちゃかたいんです。
ストライドになっていくんです。
10メートル30ぐらいしか行っ
てないです。
右はね、そこそこ行ってますわ。
1メートル50ぐらい行ってるわけですわ。
実際のストライドに。
だから、
徹底的に
こっちを合わせないといけない。後は靴で直す。
可動範囲を広げるような靴をつく
らないとあかん、
左だけ。
◆めっちゃ怒られてるで。
◆ぽいな。
◆長年の経験をもとに培った
まさに匠のわざ。
実際にシューズをつくっている工房へ。
◆こっちにデータがありますから、
それを
こっちに移して、材料を自動裁断
するんです。
◆何か、
空気圧みたいな感じですか?
◆これは水です。

◆水?
水圧で切ってるんですか?
◆そうそう。◆これはどこの部分なんですか、
靴の。
◆これはかかとのほうですね。
◆何種類ぐらいのパーツで
靴はできているんですか。
◆12~3はあると思う。
◆軽さや通気性を考慮した
パーツを三村さん指導のもと、
組み合わせていきます。
◆これ、皆さん、
手作業なんですか。
◆そうですね。
◆手作業のほうがいいんですか?
◆丁寧にやりますからね。
◆なるほど、強度とかも
手作業のほうがね。
◆そうそう、
耐久性はいいですよね。
◆こちらでつくるシューズは
全てオーダーメイド。
三村さんが計測した
足型をもとに選手一人一人に合わ
せた、
オリジナルシューズをつくります。
◆これ、
中底と
アッパーと一緒にやってる。
◆毛…。