2019/01/26(土) 10:55〜11:50 奇跡体験!アンビリバボー[再][字]


<オリンピックの花形 陸上 短距離で銀メダルを 獲得した ピーター>
<その将来は もはや
約束されたようなもの>
<もう アルバイトしながら

走る必要など なくなるのだ>
<ジョンと トミーの 2人は
すでに 決意を固めていた>
<表彰台の上で メダリストたちはつかの間の自由を 得る>
<しかも その瞬間は生中継され→
6億人もの人々が


固唾をのんで 見守る>
<さらに 写真となると それこそ
全世界に 配信されるのだ>
<つまり 表彰台こそ→
アメリカにおける黒人の 悲惨な状況を訴え→
差別と闘う意志を 世界に訴える
絶好のチャンス>
<だが オリンピックの
理念としては→
全てのエリアにおいて…>
<もし 実行した場合まだ 24歳と 23歳>
<若い 2人の アスリートは→
オリンピックから永久追放されるだけでなく→
他の いかなる大会に
出ることも 許されず→
選手生命が 絶たれてしまう>
<それでも 彼らは 同胞たちの苦しみを 世界に訴えるため→
胸に 人種差別へ抗議する団体の
バッジを着け→
ある パフォーマンスを
行おうとしていた>
(ジョン)すまん。
<バッジを 胸に着けることは→
2人の行為に 賛同することを
意味していた>
(ジョン)けど…。
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~

♪♪~
<世界が 注目する中…>
<表彰式が 始まった>
<2人は 靴を脱ぎ
黒い靴下で 表彰台に上った>
<これは
アメリカの黒人が→
差別によって 貧困に苦しんでいる現状を 表現>
<そして 黒人であることの誇りと→
彼らと共に 立ち上がる 意志を
訴えるために>
<頭を垂れ 黒い手袋をはめた手を突き上げた>
<そして 2人の隣には→
あのバッジを 着けた
ピーター・ノーマンが>
(ピーター)トミーと ジョンは
私にとって ヒーローでした。
<この 一枚の写真は
ブラックパワー・サリュートと 呼ばれ→
黒人の 誇りと 威厳を
主張し→
差別に抗議する 意志の
象徴として→
世界中に配信され 大きな注目を
浴びることに なったのである>
(たけし)勇気と 信念を 持って→
黒人差別への 抗議の意志を表明した 3人。
この後 予想どおり
トミーと ジョンには→
地獄のような日々が

待ち受けていました。
しかし 皮肉なことに→
最も 過酷な人生を歩むことに なったのは→
白人の
ピーター・ノーマンだったんです。
(剛力)今夜は 信念を
貫き通したがために→
過酷な人生を 歩むことに
なってしまった→
一人のアスリートの 人生を
お送りしています。
(関根)他の写真っていうか
表彰式は→
15歳だったんで
覚えては いたんです。
(設楽)実際に じゃあ?
(関根)見ました。→
ピーターさんが バッジしてたのは知らなかったですね。
(設楽)ちょっと あの感じでただ 写真 見ても→
分かりづらいですもんね?
(一同)そうですね。 そうなんです。
(岩崎)私は このことは
知らなくてですね。→
ミュンヘンとかの事件とかは
もちろん 知っていたんですが。→
ここまでの思いとかが
詰まったことが→
昔の オリンピックだったのかなとすごく 感じる。→
ちょっと 胸が苦しくてですね今 VTR 見てるだけでも→
何か