2019/01/26(土) 10:55〜11:50 奇跡体験!アンビリバボー[再][字]


変わってるわけじゃ ないですか。
だから あれ 4位だったら
何にも 変わってなかった。
(設楽)ですよね。
4位だと あの場がない。
彼の名と その偉業は
オーストラリアの人々から→
永遠に 忘れ去られたかに
見えました。
しかし この後



その名は 思わぬ形で→
再び 脚光を浴びることに
なるのです。
<ミュンヘン オリンピックを機に 現役を
引退した ピーターは その後…>
<若いころの無理が たたったのかふとした拍子に…>
<大量に処方された痛み止めが 原因で→
以来 健康が 優れずにいた>
<だが そんな彼の身にある変化が>
(ピーター)えらく 大げさだな。
<ピーター・ノーマンのドキュメンタリー映画を 製作しようと→
一人の 若手映像作家が
立ち上がったのだ>
(ピーター)で 何を話せばいい?
質問するのでそれに 答えてください。
<実は ピーターの元に 足しげく
通っていた おいのマット少年は→
テレビドラマなどを 制作する
フリーランスの映像作家と なっていた>
(マット)詳しい話を
おじから 聞くにつれ…。
(マット)そう 思ったんです。
<だが それは簡単なことでは なかった>
<忘れ去られた 銀メダリストの
映画に→
興味を持つ 製作会社など
どこにも なかった>
<だが マットは
諦めなかった>
<映画で オリンピックなどの

様々な…>
<関係者への取材や
撮影費などと 合わせると→
製作には およそ 2億円が
必要だった>
<また その資金を 捻出するには
相当な時間も かかる>
<マットは 自ら
スポンサーを探す 一方…>
<製作開始から あっという間に
5年近くが過ぎ→
すでに ピーターは
64歳になっていた>
(マット)おじさん。
<そんな ある日のことだった>
[外:6D5AA3FF99A144BD5138562787F58590]
(マット)えっ?
(マット)えっ?
<ピーター・ノーマンは心臓発作で 突然 この世を去った>
<出棺のとき
その棺に 付き添ったのは…>
<他でもない
ジョンと トミーだった>
<2人は 急きょ アメリカから
駆け付けたのだ>
<そして 長年の友に
弔いの言葉を 送った>
<ピーターの死から 2年後>
<マット・ノーマン監督の…>
<オーストラリアで 公開された>

<敬礼を意味する 『SALUTE』と題された映画は→
当初 わずか 15館の
公開だったにも かかわらず…>
<口コミで 評判が広がり
観客数は 徐々に 増加>
<反響は 当初の予想を超え→
遠く 海外からも公開を希望する声が 届くまでに>
<最終的に 『SALUTE』は
アメリカをはじめ…>
<しかも その年
オーストラリアの国内外で…>
<こうして
オーストラリアだけでなく→
世界中の人々が
ピーター・ノーマンの名と→
彼の物語を
知ることに なったのだ>
(マット)だけど…。
<その 4年後>
<あるニュースが
オーストラリア中を 駆け巡る>
<オーストラリア議会は ピーター・ノーマンの
名誉を 回復するための→
動議を採択>
<証人として母 セルマさんを 招いた>
<その上で 議会は…>
<オリンピックの舞台で自らの…>
<彼の 勇気と 信念は
半世紀近くの時を経て→
オーストラリアの人々に>