ああ。
へえ。

嫌だけど。
ハリーが遊んでくれない時は　どうする？
え～と…。こいつは　すぐママとパパに言いつけるんだ。
僕がやることを　全部ママとパパに。
全部じゃない。　意地悪された時だけ。
シャーロットとハリーは５人家族。
父親は大学講師　母親は心理学者そして　妹が１人います。
（ニック）ハリーとシャーロットは
仲のいいきょうだいです。→
よく一緒にいますし
いろんな経験も共にしています。→
楽しいことも悲しいことも
共有しているんです。
昨日ずっと車の中で　パンチされた。
ベソかいてたろ。ハリーだって。
泣かないよ。
泣いてた。
泣いてない。


ウソ。ウソじゃない。
泣いたよ。
違うって。
（ナタリー）けんかも　よくします。→
最後に譲るのはいつも　シャーロットですね。
例えば　１５個入りのお菓子を
２人で分けていて→
最後の１個になると大抵　シャーロットが
「ハリーにあげる」って言うんです。
６！
５だよ。
え～　６でしょ。　見えたもん。
違うよ。
６が出てほしいから　そう見えただけだ。
ハリーは　シャーロットより勝ちたがります。
２人でゲームをすると　ハリーは
勝ち負けに　こだわり→
シャーロットは　楽しむことの方に
集中しています。
じゃあ１回だけ　そうしてあげる。
（ナタリー）シャーロットは　自分というものをしっかり持っています。→
人から好かれようが嫌われようが
気にせず　マイペースです。
キャンプ生活　２日目。
（オリー）さあ　始めよう。
子どもたちの課題を手伝うのは
ケイト先生とオリー先生です。
ジョージ　お兄ちゃんの名前は？
ジャック。
ジャックのいいところは？

すごく臭い　おならをする。
晩ごはんの時に　いつも　ゲップするんだ。
へえ。
それから…。
悪いところは？えっと…。
参加者が集まってきます。
９歳のミアと　７歳のキューバ。
６歳のエロイーザと　５歳のセバスチャン。
あいつ　靴ん中に　ナメクジがいたんだ。
最初の課題は　グループごとに
森にあるもので作品を作ることです。
ここに木の枝がある。
巻きつけるひもは持ってきた。
これを利用して　何か立体的な物を作って。
ジョージは　兄のジャック　そしてシャーロットとハリーの４人で作業します。
（ジョージ）ねえ　何を作るか決めようよ。
（ジャック）鳥の巣は？（ジョージ）そうしよう！
よし　鳥の家だ！
うん　すてき！
２人の科学者
ポール・ハワード　ジョーンズと→
サム・ウォスが
子どもたちの行動を見守ります。
（ハイム）まず結び目を作って
それから　ひもを巻きつけるんだ。
（ウォス）兄や姉は　その場の状況を
支配したがる傾向があります。→
この課題では　彼らが
どれだけ役割を任せられるか→
また弟や妹は　自分の役割を

見つけられるか　注目したいです。
（キャッシュ）何　作ってんの？
鳥の家と鳥の巣だよ。　今は鳥の巣。
（シャーロット）干し草　のっけていいよね？
待って　こっちに。
巣を先に作る。
待って　シャーロット。
上に　まいてもいい？
ダメダメ。これをね…。
よせって　ジョージ。
う～ん。
ジャックに無視されると　どんな気持ち？
う～ん…　すごく悲しいけど…でも　僕　絶対　諦めないんだ。
ジャック　枝を立てて　上に　お花を
くっつけたらいいんじゃない？
太陽みたいだよ。
ねえ　いいアイデアだよ。
諦めて　ハリーに行ったぞ。
上に　お花をつけたら太陽になるよ。
ジョージは　ジャックに注目してほしいし