私よ。
ゾハラ　どけよ。
私が先に　あれを。
僕が　やる。
私よ。
きょうだいは１時間に最大８回

言い争いをすると言われています。→
ですから　きょうだいの協力が必要な
この課題は難しいものになるでしょう。
３　２　１　スタート！
ゾハラ　急げ。　行くぞ。
速すぎるよ。
モタモタすんな。
待って　速すぎる。
ゾハラ　急げ！
おっと…。
地面についた。　やり直し！あ～あ。
ルールに従い　スタート地点に逆戻りです。
ゾハラ！今度は私が先。
ダメだ。　僕が先。
（ハワード　ジョーンズ）妹のことを考えてないな。
（ウォス）この課題は　力の弱いパートナーと
いかに協力するかが　カギなんだ。
バケツ貸して。
僕に任せろよ。
分かった。
はい　やり直し！　さあ！
きょうだいが　よくけんかするのは
乏しい資源を奪い合うからです。
第一に「親の関心」　他には


「誰が主導権を握るか」ということなど→
それらを巡って　衝突を繰り返すんです。
２人は　いいチームになる？うん。
ならない。
なる。
ゾハラとハイムの家族は
弁護士の母親　ティファニー→
自営業の父親　モシェ
そして　１１歳の姉　マイアです。
（ティファニー）
ハイムは　にぎやかで個性の強い子です。ゾハラも　それに負けていません。
ゾハラは末っ子なので
わがままが通るんです。
ママ　ハイムが意地悪するよ～。
（ティファニー）しょっちゅう　けんかしています。
よせよ。
そっちこそ。
お前だろ。
そっちよ。違う！
そっち。
お前！
場所を取り合ったり
歯磨きを使う順番で言い争ったり→
もう　ありとあらゆることで
けんかします。→
ハイムに対抗できなかったり
どうしていいか分からなくなると→
ゾハラは　かんしゃくを
起こすことがあります。
赤をこっちに入れるなよ。

何してんだよ！やめろって言ってるだろ！
（ティファニー）ゾハラは
見た目は妖精みたいですが…。
中身は…。
ハイムと同じぐらい　タフです。
赤を入れるなよ！
（泣き声で）う…　目に当たった…。だから？
一緒にやりたい！
けんかしながらも　仲がいいんです。
うわ～！
僕の勝ち。
仲良く遊んでいる姿は
とても　いいものですが→
すぐ　また　けんかする。
その繰り返しですね。
ハイムとゾハラは　他のペアが
どのように課題に取り組んでいるかを→
じっと見ています。
すばらしい！
次の挑戦で　いいタイムを出すためです。
ハイム　手伝って。
ゆっくり行くんだぞ。
スタート！
ゆっくり　一歩ずつ進むんだ。
一歩ずつ。
ハイムが変わった。
アドバイスしてる。
ゾハラ　ゆっくりな。
いいぞ　ハイム。
よし　戻って。

戻ろう。
ゾハラ　ここに乗って。
（ウォス）やり方をつかんだんだ。→
ゾハラが　１人じゃ上がれないと言ったら
ちゃんと妹を気遣っている。
そこに　のぼって。
いいぞ。
きょうだいは
ふだんは衝突しがちだけど→
必要に迫られれば