３時過ぎ＞
＜…と言った

直後のことでした！＞
＜画面には
　のそのそ歩くイノシシの姿が！＞
＜今度は
　さっきよりもサイズの小さなイノシシが！＞
＜子供でしょうか？
しかも２頭！＞
＜この時
罠にはかかりませんでしたが→
確かに里の…＞
＜それから…＞
＜猟友会の方から
　イノシシが罠にかかったという連絡を受け→
裏山へ＞
＜指さした　その先にいたのは…＞
＜…の巨大イノシシ＞
≪見える？≫（スタッフ）　見えます　見えます。
（スタッフ）　


オスですか。
＜この大きさに襲われたら→
人間は　ひとたまりもありません＞
＜あとは
　プロに任せ…＞
＜捕っても捕っても
里へ下りて来て　被害を出すイノシシ＞
＜根本的な原因である…＞
＜そこで　去年本格的に始まったのが→
裏山の木を間伐して
キレイに整備する…＞
＜地元森林組合の皆さんの
協力の下→
茂っていた枝を
キレイに打ち払い…＞
＜チェーンソーで
成長が望めない木を→
４０本以上
　切って光が差し込むようにしたんです＞
＜ただ…＞
そうですよね。
＜まきなどに
利用しなくなったから→
そもそも里山は
荒れてしまったんです＞
＜そこで
　やって来たのが→
木材利用の専門家
　村田先生＞
＜去年

　村田先生は…＞
＜そして
　老舗家具メーカーの知恵と技術を借り…＞
＜間伐した広葉樹の
ヤマザクラなどで作ったのは…＞
ドン！
（阿部）　机とスツールになります。
すご～い！
（渡辺）　木目が　ちゃんとあって。
＜とてもステキな
テーブルと椅子＞
＜間伐材には見えません＞
＜さらにウッドターニングという技術を→
習いながら作ったのが…＞
＜木製の食器＞
＜そして
　職人さんに頼んで→
野球のノック用バットを作成＞
＜完成後　研究所に持ち込み…＞
＜なんと…＞
＜見事…＞
＜…のバットが完成＞
＜ギター職人さんに無理を言い→
普通は外国産の木で作る
アコースティックギターを→
間伐材だけで
作ってもらったら…＞
♪～
♪～
＜と

　所さんも驚くほどいい音色に＞
♪～
こんな感じかな。（一同）　うわ～！
＜荒れた里山から
切り出した木でも→
性質を生かせば
　価値を生み出せるということが分かったんです＞
＜さらに去年
　阿部さんは→
地元の方々に
たくさん協力いただき…＞
＜…にも挑戦＞
＜全て里山の木材で→
と～ってもステキな小屋が
完成しました＞
＜しかも実は
その　かがくの里の間伐材が→
今
　すごいことに使われているんです＞
（