2019/01/28(月) 00:55〜01:25 NNNドキュメント「変貌する自衛隊」[解][字]


<中国との衝突リスクは→
日本にも迫っていると
指摘します>
<日本もやがて

 アメリカの「航行の自由作戦」に参加し→
中国と衝突する可能性も
あるというルトワック氏>
<岩屋防衛大臣は…>
(岩屋) お待たせしました。
う~ん


 あの…。
♪~
≪敬礼!≫
<自衛隊幹部は→
「航行の自由作戦」に参加しない理由を→
こう打ち明けます>
<アメリカの顔を立てつつ中国を刺激し過ぎない→
ぎりぎりの一線が
 南シナ海への「かが」派遣だというのです>
<こうした中
 自衛隊が→
特別なミッションに踏み込む姿を
目撃しました>

記者) 今 ヘリコプターから…。
<南シナ海を航海していた…>
<中国船の目の前で ある…>
<…を始めました>
<「かが」を飛び立ったヘリコプターは洋上へ>
<そして
 次の瞬間…>
<中国軍の潜水艦と
戦うことも想定した訓練です>
<さらに
 極めて異例の展開に>
<3日後
 自衛隊の潜水艦も訓練に合流>
<通常は公にしませんが
日本政府は あえて公表し→
中国をけん制したのです>

<これに対し 直ちに…>
<一歩踏み込んだ
特別なミッションを担った→
ヘリ空母
 「かが」>
<さらに日本政府は
この 「かが」を→
事実上の空母へと
変えようとしています>
<日本の安全保障政策の
指針となる→
防衛計画の大綱>
<本来は10年ごとに見直すものを→
安倍政権は先月
5年で改訂しました>
<そこに盛り込まれたのは
新たな戦闘能力をもたらす→
戦闘機の導入です>
<アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機>
<その特徴は…>
<さらに…>
<空中で停止し…>
<「かが」と「いずも」はこのF35Bならば→
運用できます>
<変貌を遂げようとしています>
<しかし…>
<戦後日本は憲法9条に基づき…>
<事実上の空母保有は
これと矛盾しないのか>
<日本政府は

 あくまで多機能の護衛艦だとして→
空母という呼び方は
していません>
<真正面からの議論を
避けながら→
事実上の空母保有を急ぐ日本>
<中国は21世紀半ばまでに→
軍を世界一流にする目標を掲げ→
空母を太平洋に進出させ→
新たに国産空母の増産を
進めるなど→
軍事力を拡大させています>
<日本の事実上の空母保有は→
力には力をという
意図なのでしょうか>
<さらに政府関係者は
こう明かします>
<安倍政権が進めた
安全保障政策の下で→
自衛隊の船が
アメリカ軍の戦闘機を乗せて→
共に戦う日は来るのか>
<日本から離れた海で他国をけん制する新たな任務>
<そして
 戦闘能力の向上>
<発足から65年>
<専守防衛を掲げ続ける自衛隊>
<その姿は
変貌しつつあるのです>
<新たに発足した