官製談合防止法違反などの疑いで
逮捕されたのは、
西宮市下水建設課の職員・広瀬大
輔容疑者と
土木工事会社「大喜建設」の社員
２人です。
広瀬容疑者は、おととし６月、
市発注の下水道新設工事をめぐり、
入札の「予定価格」を事前に漏ら
し、
大喜側が参加していた共同企業体
に
落札させた疑いがもたれています。
今回の工事の落札額はおよそ２億５０００万円で
最低制限価格との差はわずか４万
円ほどでした。
この事件の構図を
まとめてみますと…
逮捕されたのは３人です。
漏えいしたのは、
大喜建設の社員の男２人に対して。
３人が逮捕されました。
西宮市の新設の下水道工事です。
大喜建設は、
共同企業体をつくっていました。
落札額が
２億５１１０万円だったんですが、
最低制限価格が
２億５１０６万円でした。
たった４万円の差だったんです。
これは恐らくおかしいと気づいた
人は、
たくさんいたと思いますが、簡単
にやってしまって、
自分が得するのであればと
踏み外してしまう人ってたくさんいると思うんです。
氷山の一角なのではないかと思っ
てしまうんですよね。
これぐらいのことですぐわかりそ
うなことをやること自体が。
防ぐためには、今のシステムでい
いのかというのは、
考えないといけないし、
私たちもまたか、ではなくて、
あってはならないことと
毎回新たに考えていかなければならないと思います。
これは難しいんですね。
そもそも業界で
そういうことが悪いことだという
意識が、
まだ完全には浸透していないと。
もともとは企業と政治の癒着というのが
大きいんですね。
ですから、それを本気で市役所が
それを全部排除しましょうという
ふうに
市長が本気で
市議会が本気で
役所を動かすという事をしなくち
ゃいけないんですけど、
政治家が逆に
建設会社と癒着していれば、
そういうふうにならない。
捕まったときに
その企業が
揺らぐぐらいの罰金をかされることもないですし、
やったもの勝ちという雰囲気があ
りますね。
続いて特集です。
深夜２時。
住宅街で、ネコを探しているのは。
逃げたペットの捜索を行う、ペット探偵・遠藤匡王さんだ。
今回、捜索依頼を受けたのは、
顔の半分が黒い９歳のメスネコ、メグジ。
しかし、肝心のメグジの姿は見当
たらない。
９時間、２５ｋｍも探し回るが、
発見には至らず、１日目の捜索は終了。
しかし、このあと、事態は急展開
を見せる！
ついに、メグジを発見！
３６日間に及ぶ、大捜索に密着！
果たして、ペット探偵は、
無事にネコを保護することができるのか。
今回、メグジ捜索の依頼をしたの
は、
ネコ３匹と暮らす根岸浩子さん、
５３歳。
メグジに海を見せていたところ、
町内放送が流れ、
驚いたメグジが逃げ出してしまっ
たという。
さらに聞き取りを行うと、メグジ
の意外な過去が明らかに。
メグジの年齢は、推定９歳。
雑種で体は白いが、顔の半分だけ黒いのが特徴的だ。
震災後、福島県で野良生活を送っ
ていたため、
外での生活に慣れており、人への