2019/01/29(火) 23:55〜00:40 ブラタモリ「#121 東京・豊洲」[解][字][再]
古くから住宅地帯でした。
人が住む場所を高潮から防ぐため→
工場地帯と住宅地帯の境界に防潮堤を設置したんです。
工場の敷地に合わせてつくられたため→
このようなジグザグのラインになっているんです。
あれだ。 あれだ…
「防ぐぞ高潮 守るぞ都民」だよね。
まさにそうでして
これまっすぐ行くと あれがあるんです。
あれがあるんだ。
水門があるんです。
え~ すごい。
これですね。
これですよね。
「防ぐぞ高潮 守るぞ都民」。
(志村)これなんです。
水門が。
こんな所に防潮堤があるんですね。
知らなかったです。
守るべきものは
こっちにあるんですね。
あっ どうも こんにちは。
こんにちは。
よろしくお願いします。
いつも見させて頂いてます。
こちらのマンションに住む 鹿取俊二さん。
高校生の時から 豊洲に住み続けて40年。
実は 先ほどの坂道の秘密を
知る方なんです。
いや それが あの~
メイン道路だから 車を…。
鹿取さん ちょっと行って
またもう一回 坂道見ましょうか。→
ちょっと じゃあ…。
ちょっと見てみます。
鹿取さん それで移動して
あそこで 昔は平らだったって話を。
鹿取さん ちょっと移動を。
いろいろあるんですか。
(志村)
じゃ また坂道が見えてきましたけども。
鹿取さん かつてここ 昭和30年まで?
タモリさんがいるのは ここ。
先ほどの防潮堤のラインは
このように道路を横切っています。
でも実際に 幹線道路を横切る壁を
つくってしまうと 車や人が通れません。
そこで 道路を防潮堤と
同じ高さまで坂道にして→
水の侵入を防いだんです。
(志村)ということで…
名残ですね。
あ そうですか。ちょっとこう 周りを見渡して頂いて→
ちょっとじゃあ 移動しましょうか。
信号を渡って…。
(志村)
そうなんです。 ここら辺から来ると…。若干高いですか。
(志村)また上がっていって。
豊洲では 人が住めなかった場所を住める土地にするために→
海岸線に沿って土を盛りました。
そのため 元の地面と土を盛った部分の間に→
新しい坂道が誕生したんです。
かつての工場地帯が人が住める場所として認められたのは 僅か10年前。
それが今や…。
一気に激変しました。
ではですね 続いて…
またですね 豊洲の中心部に戻るんですけれども そこにですね…
行きましょう。
タモリさんが やってきたのは再び豊洲の中心。
実はここにも 昭和のにおいが
色濃く残る場所があるんです。
ん? 一見 普通の駅前ですけど…。
あ~ 飲み屋街。
もう先ほどは タワーマンションが
林立してましたけども→
この路地を抜けると 昭和の街が
一気に広がるということになります。
ああ…。
あっ。
公園があって
低層のね 集団住宅があって。
これ どういう集合住宅か分かりますか?
5階建てぐらいで。
(志村)そのとおり。
古い都営ですね。
超近代的な豊洲の一角に
今も残る都営住宅と懐かしの公園。
ん~ 昭和だなぁ。
曲がる必要はないと思いますけどね。
ええ まさに。 なんかね 面白い。
じゃあ ちょっと もう一回入ってみたいと思います。
確かにそうです。
我々 さっきこっちの方から来ましたけども。
こっちも道ありますね。
あれ?
あれ?
碁盤の目の中に なぜかここだけY字路が。
不思議~。
なんでだろう。 Y字に?
なんで?