2019/02/01(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝西大路御池周辺ぶらり鉄板店の還暦双子!一心同体のテッパン話】


◆めっちゃかっこええ!
◆ちゃうって。
これは乗ってるけど、
つながってる可能性あるで。
俺描いてたやんか。
これ近いよ!
これやって!
◆違うで。
◆全然ちゃうか。
◆こちらが今回のスゴ腕ワーカー
川久保勇次さん。
川久保さんがロボット開発を行う
株式会社テムザックは
京町屋を改装した
研究所をもちながら
福岡に本社を構える
サービスロボットメーカー。
国内だけではなく
台湾やイギリスにも拠点をもち、世界からも注目を受けています。
◆サービスロボットというのは
何か定義みたいなのはあったりするんですか。
◆僕たちはふだん生活している場
所とか病院とかですね、
本当に人と触れ合う場所で

活躍できるロボットが
サービスロボットというふうにな
ってます。
◆医療、セキュリティー、
災害、観光など、
生活の中で


人の手助けをしてくれる
サービスロボットの
開発を行うのが
川久保さんの仕事。
それでは、川久保さんが手がけるサービスロボットを
ジャンルごとに
見せていただきます!
まずは、先ほどの
◆さっき乗ってたのは
何やったんですか。
◆あのロボットは、車椅子みたいな
モビリティーです。
車椅子の視線が低いとか、
いろいろ問題があるんですけど、
そういった問題を
解決するためにつくったモビリテ
ィーです。
大学病院の先生のほうから課題を
聞いて、
◆川久保さんが
介護の視点から開発した
サービスロボット、ロデム。
◆すごい。
ほんまに一からつくったんですか。
なかなかっすね。
◆これ、のりやすいように
椅子が下がりますので。◆これどういうことですか。
◆乗りやすいように椅子を下げる
ように。
車椅子は後ろを向いて乗り込むん

ですけど、
後ろを向くときに
転倒したりとか、
結構あるという話を…。
◆早めに座っちゃってとか、距離感のあれもありますし。
◆なので、前から乗り込めるとい
うところが
一番特徴的です。
車椅子に乗っている方の
いろいろな一つの問題で、
視線が低いというのがあるんですけど、
椅子を上げてもらって、なるべく
高い視線で
移動してもらいたいというのが
コンセプトでありますんで。
ジョイスティックを
前に倒してもらったら移動します。◆何か計算されてますね。
◆計算されてますね。
◆計算されてないわけないやろ!
計算されてるに決まってるやろ。
◆1回言わせてや。
◆ええな。
スピードも考えられてるんですか。
◆スピードも今は遅くしてますし、
6キロまでは。
◆歩くスピードに
近づけているんです。
◆ちょっと滑らかじゃないですか。
◆一般的なタイヤと違って。
◆そうか、タイヤが。

◆すごい!何でそんなスムーズかなと思った
ら、あっちが回っているんですね。
◆横にも動けるタイヤです。◆これはすごいわ!
◆さらに、スマホを使い
遠隔操作ができるので
ロデムを呼び寄せて
1人でベッドから
乗り込むことも可能!
実際に滋賀県の草津総合病院で導入され、
院内での移動手段として