2019/02/02(土) 10:55〜11:50 奇跡体験!アンビリバボー[再][字]
<問題は 病院と 式場のインターネット回線>
<両方とも 速度が遅く→
大量のデータを 瞬時にやりとりすることが→
難しかったのだ>
<そのため 視線を動かしてからカメラの映像が 動くまでに→
わずかな遅れが 生じてしまう>
<その遅れが0.2秒以上になると→
脳が 混乱を来し
気分が 悪くなってしまうのだ>
<実験は 難航>
<メンバーの誰もが 本来の仕事を持っているため→
プロジェクトは 深夜に
行われることが 多くなり→
体への負担も
大きくなっていった>
<そして…>
<9月も 終わりに さしかかったある日>
<画質を落とし 送る
データの量を 少なくすることで→
ようやく…>
<だが そのとき…>
(山内)駄目だ。
<実は インターネットは→
周囲の 回線の利用状況に
左右されることがある>
<遅い回線の場合
特に その影響が大きく→
他で 負荷が かかると 映像が
途切れがちに なってしまうのだ>
<披露宴は 2時間以上>
<回線の速度が 遅い状態ではたとえ 画質を落としても→
長時間 安定して…>
<と そのとき…>[外:6D5AA3FF99A144BD5138562787F58590]
もしもし。
えっ?
<回線に 問題を抱え プロジェクトは
暗礁に 乗り上げていた>
<と そのとき…>
[外:6D5AA3FF99A144BD5138562787F58590]
もしもし。
えっ?
<病室で 予想もしていないことが起こっていた>
<それは…>
<嘉子さんの…>
<言葉も 発せられるように>
<実は…>
<あのときの言葉が嘉子さんの励みとなり…>
<それまで以上に リハビリを
頑張ったことが 功を奏し…>
<紀和さんの 嘉子さんを
思う気持ちが→
小さな奇跡を 起こしていた>
(山内)えっ?(一同)えっ?
<いったい 紀和さんは…>
<何と 嘉子さんが愛知県の病院から→
県内にある自宅に
戻ってきた>
<紀和さんは 嘉子さんを
一日だけ→
自宅に戻すことを
思い付いたのだ>
<実は 自宅の
インターネット回線の方が→
病院よりも はるかに
速度が 速かった>
<体のことを 考えれば 本来
不可能なことでは あったが→
体調が 想像以上に 回復>
<これにより 一気に回線の問題が 解決した>
<そして いよいよ…>
<2人の 結婚披露宴が幕を開けた>
<招待客が 見守る中
特別ゲストが 紹介された>
(司会)この方です。
(男性)えっ!?
(司会)「えっ!?」
いい反応 ありがとうございます。
(小島)そうです そうです。
紀和さんです。
(嘉子)そうやな。
(紀和)見えてるのかな?おばあちゃん。
(司会)おばあちゃんの声です。
(司会)まさに この場にいるような感覚。
(小島)そうです。
<嘉子さんの手が動くように なったため→
Pepperの手を動かす…>
<そして…>
(紀和)万歳。
ありがとう。 おばあちゃん。
(司会)入刀の瞬間を
見守ってくれます。→
おばあちゃんには
見えているでしょうか?
(小島)そうです。
ケーキ 切りますよ。
(小島)できてますよ。
おばあちゃん。 できてる できてる。
もう1回
ボタン 押してください。
(司会)おばあちゃん。