ＯＫ ジャック よく頑張った。
（ウォス）
ジョージは 最初うれしそうだったのに動揺するジャックを見た途端→
自分も動揺して サッと表情が変わった。→
それほど この２人はお互いのことを思いやれるんだね。
みんな 本当に すばらしかった。
では レースの勝者に賞品を。賞品は チョコレート２個だ。
誰かと分けてもいいからね。
（ウォス）ここでのチョコレートは「限られた資源」にあたります。→
これを誰と分かち合うかで→
その子にとって一番大切な相手が分かるんです。
ハイムとゾハラの対戦では
勝利したのは ゾハラ！
よく頑張ったね。 じゃあ チョコレートを
１ ２… ２個目は誰に？
ん～と… 友達。
誰？
シャーロット。
何だよ～。
最後のレースは ジョージとジャックだね。
それでは大きな拍手をジョージに。
おめでとう。
どうぞ。うん。よくやった。
はい。
ありがとう。
友達より きょうだいが大切なのね。
一瞬の迷いもなかった。ええ。
ジョージは ジャックが
落ち込んでいるのを感じ取り→
慰めようとして
チョコレートを渡しました。→
あの年齢にしては大人びた行動です。→
この状況を どう切り抜ければいいか考えられるほど賢いということです。
（ゲウ）ひっくり返せ ジョージ。
僕 できるよ。
そうか 分かった。
ジャックはね僕に負けて悲しかったんだ。
だから「そうだ このチョコをあげよう」
って思った。
また焦がしちゃった。
２つも焦げちゃったよ。
僕 負けるのが嫌いなんだ。
ジョージがチョコレートを分けてくれた時は？
うん うれしかったよ。
とけてて いい感じだ。
大成功～。
そうだな。
キャンプ最終日です。
そんなに寒くないよ。おっきな羽毛の布団があるから。→
ただ ベッドの頭のところがね…。
おい キューバホットチョコレート飲まないの？
（ハイム）ビーガンなんだって。
（シャーロット）ビーガンって なあに？
ビーガン 知らないのか？
ビーガンは乳製品を食べないんだ。
枝２本 みっけ。
最後の課題は 隠れが作り。
こうやって 枝なんかをたくさん重ねて
そのあと 最後にドアを作ろう。
よくできたチームには賞品が出ます。
今回のリーダーは僕だろ？
いいや みんながリーダーだ。
うん。
今回のチーム分けは
「女の子」対「男の子」です。
（ミア）あ～あ 男の子ったら。
やり方 間違ってる。
（パイク）この年頃の子供たちは放っておくと
大抵 性別で分かれます。→
きょうだいの絆よりも勝るんです。
一番年下の男の子 セバスチャンだけは姉と同じチームを選びました。
私と一緒に 女の子チームを
応援してくれる？
どっちも勝ってほしいな。
いい枝 みっけ。
ジョージとジャックは同じチームですが
長年の競争意識は なかなか消えません。
よせ ジョージ。 そんなの置くな。
ピッタリだよ。
ジョージ！ ピッタリでも
そんなの ダメなんだってば。
え～ すごく ピッタリなのに。
一方 女の子チームはあるアイデアを思いつきました。
（エロイーザ）これで座るところを作ろうよ。
（シャーロット）わあ いいね。 やろう。
ウソ！
向こうのチームが干し草を敷いてるよ。
これが 争いのきっかけとなりました。
悪いけど もらってくよ。この干し草 全部要るんだ。
全部はダメ！
全部だよ。
私たちのよ！
干し草を取れ！
ダメよ！ 私たちのよ。
中で使うんだから。
僕たちも使うんだ。
（パイク）男の子は 女きょうだいから奪うことを気にしないようです。→
友達同士なら
こうはいかないでしょう。→
ここでも やはり きょうだいの絆を