高知と一緒やけどなあ。◆こちらは
奄美大島のくび木茶というお茶な
んですけども。
◆くび木茶。
何それ？
やめてよ、そんなもん。

◆この木を煎じて、
煮出したお茶なんです。
これは…。
普通のお茶でいいよ。
◆これは、
◆これ高血圧と冷え性、
弱っている方に。
◆俺大分弱ってる…。
元気出てくるの？
◆出ます。
◆ああ、それはええわ。
◆珍しいです、このお茶は、
なかなか取れませんので。
◆おいしいなあ、これ。
◆さっぱりしています。
◆もっと木の根っこみたいな味が
すると思ったら、ちゃう。
全然、爽やかな、ええにおいやわ。そこに、マイクとか置いてあるけ
どライブとかやるんですか、ここは。
◆ここは、ライブをしてます。
奄美の民謡と、沖縄民謡。
◆ママさんは唄わないの。
◆私も、ここで歌ってます。
◆栄さんは、幼少期から奄美民謡


を習い、現在では免許皆伝の腕前
を持つれっきとしたプロ。
その腕前を披露していただきまし
ょう。
◆あさばな節という歌があります。
この歌は歓迎の歌、座開きの歌、
厄払いの歌、
晴れのおめでたいときに歌う曲で
す。
♪～
◆奄美民謡は、
グインと呼ばれる民謡では珍しい
裏声を使用するのが特徴。
また、三線も
沖縄のものより荒々しい奏法が多く、
どこか津軽三味線にもにた雰囲気
があります。
♪～
◆いやあ、
これはすごい歌やな。
これ、あれですか。
一番下の音、
というのは…。
挨拶歌でもあるんですけれども、
声ならし、声の調子を整えるための
歌でもあるので、低いところから
高いところまで。
◆まず声を出してみるということ
ですな。
◆そうですね。

しかし、すごい。
何を言うてるか、一言もわからへ
んかったわ。
◆そうですね。
◆気持ちがいい。
もう早く、
春来ないかな。
何かもう、すごい気持ちいいわ、
きょうは。こんな日が
ずっと続いてくれたらいいのにな。
まあ、あんた、こんにちは。
関西テレビの朝の「よ～いドン！
」という番組で。
◆見てる。
お話ししてたん？お友達？
◆友達。
◆あなたはどこの人なの。
◆あんまりわからない。
わからないというか…。
◆わからない、もう？
◆はよ行って。
◆ああ、そう？
◆恥ずかしい。
◆わかった、わかった。
また見てちょうだいね。
奥さんも見てな。
◆いつも見てますよ。
◆ありがとう、ありがとう。
◆これまた立派な木が生えてるな。
これすごいなあ。

これは何の木やろ？えっ、
よく育ったな、こんなとこ。
これはあれちゃうの？
オリーブじゃないよな？
えっ？
これすごいで。
ここの人？
こんにちは。
これは何屋さんになるの？
お茶屋さんか。