こんにちは。
関西テレビの
朝の「よ～いドン！」という番組で、
円広志ですけど。
◆円さん？
◆そうです。
いやあ、
うれしいこと。

ありがとうございます。
奥様ね、あそこの木、
あなたとこの木？
◆そうです。
◆あれすごいな。
◆あれね、私たちが結婚したとき
に父と母が植樹したらしい。
◆すごい！
オリーブやんな？
ようあんだけ大きいに育ったね。
何年ぐらいになるんですか。
◆４５年ですね。


◆じゃあ、
ご主人とお二人の
愛の歴史の血漿ですね、
あれは。
◆はい、最近まで知らなかったん
ですよ。
◆何が？
◆父から聞いてなくて。
◆何を。
◆あの木が
私たちの結婚記念樹やということを。
◆知らんかった？
◆あなたの結婚したときの記念な
んやって。
もっと早く言ってくれたら
もっと大事に…。
◆もうこんなん来て、かなわんな
あと思ったんでしょう。
この方ですか？
◆そうです。
この間、１００歳になって。
◆まだお元気でいらっしゃるんで
すか。
すごい。
◆元気です。
◆優しいお父さんやね、ほんなら。お店は、何年ぐらいになるんです
か。◆一応父が始めて、７０年目。
◆７０年、お父さんが始めはった
んですか。
◆そうです、そうです。

◆またハイカラなお茶も、これ何
でんの。
◆これね、今、娘がうち、娘２人
なんですよ。
次女が跡を継ごうかということに
なって、まあ、新しいことをとい
うことで。
◆娘さんはいないんですか。
◆娘います。
◆娘さんちょっと
会わせてくださいよ。
◆ナオちゃん。
円さん来てはる。◆はい。
◆はいって声聞こえてるんやった
ら
さっさと出てきたらええのにね。
興味ないんちゃうの。
◆多分、円さんでどきどきちゃい
ます。
◆来はった。
◆こんにちは。
◆これはあなた、次女さんになる
の？
◆はい。
◆あんたきれいじゃない。
◆えっ？
この人は？
お兄ちゃん？
違うよね。
◆主人です。

◆ご主人？
◆こんにちは。
◆こんにちは。
あなたはどこの人？
◆アメリカ人です。
◆つき合って、どれくらいになる
んですか。
◆結婚して１４年。
◆勘弁してくれや。
１４年やったら日本語しゃべれる
やろな。
◆しゃべれない。
◆何でしゃべられないの。
◆アメリカ海軍なんですよ。
海軍さん。
◆はい、
横須賀勤務。◆横須賀勤務で
海軍。
◆７０年続く町のお茶屋さん、
富士園。