思って育ててたから、
虐待ってまさか思ってなかったん
ですよ。
たたくことは悪いんですけど、
たたかすあなたが悪いじゃない?みたいな。
たたかすようなことをしてるやん
か、
みたいなことで、たたくことを正
当化じゃないけど、
でもたたいたあとに罪悪感はある。
でもそれの繰り返しやったんです
けど、気付けば、完璧なお母さん
を目指してたんかなと思う。
こうしなければいけない、
こうあらなければいけないって。でも本当は、
幸せなお母さん、
今私も言ってるけど、
本当は幸せなお母さんが一番で、
子どもにとって。
>>子どもを助けてじゃなかった。
私を助けてだった。
私の声を聞いてほしかった。
私を見てほしかった、子どもじゃなくて。
って思うと、
今回のゼロ会議っていうのは、
本当に私がこれしたい、私がして
もらったことだって思う。
>>この虐待防止のこの啓発がす
ごく進めば進むほど、
反対に泣き声に敏感になって、
泣いてるだけで通報されちゃう時代なんですよね。
ご近所の1歳の子、
ご近所の3歳の子の正常な泣き方、
わがままなね。
泣き方って知っといてもらうだけでも、あれっ?きょうはちょっと
違うなとか、そういうときに、お
子さんというよりは、お母ちゃん
大丈夫か?って、疲れてるんちゃ
うかってね、
ちょっと2時間、
おばちゃんとこおりとか、そんなん言ってくださるメンバーが、大
阪府内にいたらいいなって、そん
な感じですけどね。
>>親を支援する、
親をサポートするっていうところに照準をもう当てます。
>>島田さんがゼロ会議を立ち上
げるきっかけとなったのは、
浜辺拡臣さんとの出会いだ。
浜辺さんは国や都道府県、
NPOの子どもや母親への支援制
度や相談窓口などが全国に30万
以上あることを発見。
すべてを1つにまとめた育児助成金白書、通称、
イクハクというサイトを作り、
助けを必要とする人と支援を結び付けている。
サイトの運営のみならず、
浜辺さんのもとには、
頼るあてのない親からの相談が絶
えない。
この日は、
育児に理解を示さない夫からのことばの暴力に悩む、
30歳ののりこさんが相談にやっ
て来た。
>>すぐ戻るね。
>>きょうの段階では、
選択肢をきょう、
俺らは持ってきたって感じだね。離婚したら、
じゃあ、
どういう生活が待ってんのか、どういう生活、
どういうふうな補助を受けられる
のかっていうのを、
きょう全部持ってきたつもりなん
です。
>>のりこさんが9さいのとき、
両親が離婚。
父親の行方は分からず、
母親はのりこさんが18歳のときに亡くなり、
頼れる人がいない。
>>夫婦げんかとかがもう、
目の前で普通に。
なんか両親が胸倉つかみ合ってけんかしてるのとかも目の当たりに
してて、お母さんがつらい思いを
して、
頑張って生活してるのも見てたし、
でも離婚してからは今度、
もう朝から晩まで働いてる母親が
一緒にいないから、
あまりまだ家庭っていうものがよ
く分からなくて、自分自身。
>>旦那さんはあんまり子育てに
関心はないんですか?
>>つらいっていうのを、
旦那に話したときに、
自分で産みたいって言ったのに、
そんなおかしいやろって言われて。
なんか、
俺のほうが一緒に、
産んでほしくないのに一緒生活し
てるのがしんどいからって怒られ
て、びっくりしたことがあったん