2019/02/06(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!大阪・豊能町の“多尊石仏”の秘密に迫る】[字]
る。
つまり、
あえてトランプ大統領が勝ったような演出。
トランプ大統領に勝たせるような
演出をしている、
ここに中国のしたたかな作戦が隠
れているんではないかというふう
に思うんですね。
これ、何かということですね。
こちらをご覧ください。
きょうの演説を聞いてもトランプ大統領、
一番大事にしたいこと、やりたい
ことは、
来年の大統領選挙でもう一回再選
されて、
大統領をやりたいということを考
えていると、
つまりそれができるような手柄が
ほしいというのが、今、
トランプ大統領が一番望んでいる
ことですね。
そして、
これはまさに中国との貿易交渉の中で自分が勝ったというような、
何か材料、
手柄が欲しいということなんですけれども、
じゃあこの中国はなぜ負けるが勝
ち作戦をやるのか。
負けて何を得るのか、時間が欲し
いということですね。
中国にとっては、
まだアメリカと正面から対決するだけの力がない。
つまり今は正面衝突はまだしたく
ない、
時間をかせいで、科学技術の開発
や、
軍事力を増強するだけの時間を稼
ぎたいというふうに考えてる。
これで中国は実は元を取れるとい
うふうに考えて、
トランプ大統領の気分をいいよう
に利用しようとしているんじゃな
いかというふうに私は考えている
んですね。
その考える理由ですけれども、
この2人のリーダーの任期。
ちょっと見ていきたいんですけれ
ども、トランプ大統領は、
来年の大統領選挙に再選しても、
あと1期4年で、
実際にはもう退任して、
引退をするというふうなことになるわけですね。
じゃあ中国の習近平国家主席はど
うかというと、こちらです。
去年、
2018年の人民大会で、
任期が撤廃をされた。
これまでは中国の国家主席というのは2期10年の任期があったん
です。
これもう実力、力が非常に強いと
いうことで、
撤廃に持ち込むことに成功したと。そうすると、
いつまでもこの習近平国家主席は
トップであり続ける時間があるわ
けですね。
今、出ている話では、
16年先の2035年、
82歳のときにアメリカを追い越して、
世界のトップになるぞと。
そしてさらに2049年、
中国の建国100年のときは、
96歳でもまだトップにいる、
いようというような意欲を持って
いるんじゃないかというふうに言
われている。ですから、
トランプ大統領に今の時点で負けたとしても、
もっともっと長いスパンで見れば、
まだまだ時間があるということで、
この間にアメリカに追いつけ、
追い越せ、
自分の独自技術を開発する、
そこで追い越していけばいいんじゃないかということをやはり中国
はそこまでしたたかに考えている。
>>そこまでの中国に、
経済的な余裕はあるんですか?
ーそうなんです。
中国は今、経済、
減速している。ですから中国にとっても、
このままアメリカと今のこの時点
で対立関係があまりにも強くなり
すぎると、これもマイナスになっ
てしまうんで、
痛しかゆしのところはあるんです
けれども、やはり今、
中国はいろんな国のコピーで技術
を蓄えてるんですけど、
なんとか独自技術を開発して、そ
して、
さらに経済を発展させていきたい
というような計画を今、描いてい
るわけですね。