2019/02/06(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!大阪・豊能町の“多尊石仏”の秘密に迫る】[字]


>>すごいですね、これ。
>>よく見たら、
寒霞渓の崖なんかと一緒なのが分かりますでしょ。
>>あれですか、れきですか?
>>そうなんです。
ぎょうかいしゅう海岸、
ぎょうかい角礫岩とか言いますけれども、これも火山でばーっと飛
んだ石が灰で固まってるんですね。
そこで、火山灰の所から噴火して
いって、石が飛び出してくるとい
うね。
>>こんな所にお寺あるんですか。

>>もちろん、もちろん。
>>あるんですか。
>>こういう険しい所ですから、
逆に、昔から修験道みたいな世界
がありまして、それがベースにな
って、いろんなお寺があるんです
ね。
>>崖の横の細い道を5分ほど進
むと、ようやく境内につながる入
り口が。
>>第1番霊場、洞雲山ですね。
こちらに古いぼん鐘がありますね。
これをついて上がっていくという
ことなんですけども。
>>せーの。
これ、
つくことに意味はあるんですか?
>>お参りに来たと、参詣に来た


ということを、
仏様にお知らせして、それと、こ
の音で自分を浄化するというか、
清めるということもありますけれ
ども。
>>そこから参道を登っていくと、
樹齢数百年は超えているであろう御神木や崖のそばに建つお堂が。
さらに先へ進むと、
そこには驚きの光景が!
おー。
>>これはすごいですね。>>すごい迫力。
>>この岸壁に洞窟状のものが上
まで伸びていて、
下はコンクリートで固めてありま
すから最近のもんでしょうけど、
見事にこの地形を利用して崖の空
洞の中に造ってあるんですね。
これ自体が不思議な光景ですよね。
>>では洞窟の中の本堂は、一体どのようになっているのでしょう
か。
登っていくと。
>>うわー、こちらですか。
こんにちは。
>>こんにちは。
失礼します。>>おっと、
これは、
これはなんでしょう。うわー、
こんな上まで洞窟になってる。
>>ええー、
すごい。

かなり高さありますね。
>>その中にこれは、
八角堂になるんでしょうか。
>>毘沙門天。
>>そうですね。
ちょっと、圧倒されますね。
こういうのは見たことないですね。
この巨大な洞窟は、これは自然洞
窟なんですか?
>>そうですね。
八角堂を建てるときに、
多少、
階段とか、刻んでいますけれども、自然の洞窟です。
>>さらに、洞雲山では、
とても不思議で感動的な現象が起こるというのです。
それは6月1日から7月中旬の午
後3時ごろ、
晴れていれば日光の加減で夏至観
音と呼ばれる光の観音様が、
この場所に5分間だけ現われるの
です。
調査隊はその映像を入手。
おどろの光景がこちら。
こちらが夏至観音の姿。
高さ3メートルの観音様は、
冬の満月の光でも現れるそうです。
次はまるでSF映画の舞台?
アートフルな洞窟寺院。
その寺院は小豆島中央の寒霞渓の近くにありました。
>>小豆島には八十八ヶ所札所が

ありますけども、その中で、
一番標高の高い場所にあるのがこ
ちらの清滝山。
大体ここで標高500メートルぐ
らい。
上に上がって行きます。
古くからの歴史のあるお寺なんで
すが、非常にモダンな、
SFチックな。>>SFチック?
>>建物が待ってるんです。