2019/02/07(木) 16:47〜17:53 ten.【旬感中継!淡路島に今月誕生“ハイテクいちご畑”を蓬莱が満喫】[字]
たとされる男の初公判。
男は、
てんかんの発作によるものではなく、
操作ミスだと主張しました。
>>事故を起こしたことは間違いないが、
てんかんの発作で意識を失っては
いない。
>>黒のスーツに身を包んだ男は、
遺族に向かって深く一礼したあと、
小さな声で起訴内容を否認しまし
た。
危険運転致死傷などの罪に問われ
ている、佐野拓哉被告。
起訴状などによりますと、去年2
月、
佐野被告は大阪市生野区の路上で、
ショベルカーを運転中に、
てんかんの発作で意識を失い、車
を暴走させ、
児童ら5人を死傷させたとされて
います。
>>子どもたちがいっぱい倒れて
いる状態でしたね。
1人の子に、頑張れ、
頑張れ言いながら、心臓マッサージしてましたね。
顔から血を出していたりとか、
ちょっと悲惨な状況やったと思いますけど。
>>この事故で、
井出安優香さん当時11歳が頭を強く打ち、死亡しました。
きょうの初公判で検察側は、
被告がてんかんを患い、医師から運転を止められていたことや、
うその申告で病気を隠し、
運転免許を更新していたことを指摘。
また、被告の運転するショベルカ
ーが、
周囲の制止を聞かずに歩道に突っ
込み、
児童らをひいた2秒後にブレーキ
をかけ、その後、再び前進してい
るとし、
てんかんによる意識喪失の状態でなければ、
説明できない走行状態だったとし
て、
危険運転致死傷罪が成立すると主
張しました。
また、
午後から証言台に立った元同僚は、
佐野被告が職場でてんかん発作の
ような症状を起こす様子を頻繁に
目撃したと話したうえで、事故直
前の様子をこう振り返りました。
>>重機に乗った佐野さんが、目
を見開いてうーんとうなりながら、
体を前後に揺らしていた。
何度か見たてんかんの発作のような状態だった。
>>一方、佐野被告の弁護側は。
>>アクセルとブレーキを同時に右足で踏んで信号待ちしていたと
ころ、
ブレーキペダルから足が離れてしまい、
パニックになり事故を起こした。
>>事故原因は運転ミスで、
危険運転より罪の軽い、
過失運転致死傷にとどまるとしました。
幼い命が失われた痛ましい事故。
裁判所は、
どのような判断を下すのでしょう
か。
裁判はあすも行われます。
>>あいはらさん、
1人の尊い命が奪われて、
たくさんの方がけがをされました。
>>学校の近くの工事っていうの
は特別なことじゃないんですよね。
そしてこの操作ミスであっても、
てんかんであっても、
こういう重大な事故につながる、
安全管理とか、会社の姿勢とか、
本当に問われていいんじゃないで
すかね。
>>野村さん、この事故原因がて
んかんの発作によるものだったの
か、争点になっています。
>>数年前、
やはりこのてんかんを原因として、
交通事故が起こったときに、
法改正をして、
それで厳罰化を図ったわけですね。ですから、
病気が原因であって起こった事故
については、
もう危険運転に該当するんだとい
う、こういった考え方が今、
取られてるわけですので、
そこはしっかりと確認して、立証していってほしいなと思いますね。
>>確かにてんかんを原因とする
事故っていうのは起きているんで
すけれども、
逆にてんかんの方というのは、
薬でしっかり体調をコントロール
することができますので、
むしろ持病を持っておられる方は、