2019/02/07(木) 21:00〜21:54 秘密のケンミンSHOW!超ポカポカ!全国熱愛汁物祭り!新潟&青森&大分![字][デ]
内臓らしきものまで>
<そもそも「じゃっぱ」なる
ワード自体が→
まったくもって 理解不能>
<しかし 青森県のガイドブックを開いてみると→
津軽地方の郷土料理として
堂々掲載>
<とはいえ ちょっぴり
グロテスクなこの汁に 一体…>
<そこで 青森県津軽地方へ行き→
県民の…>
<へぇ~!そうだったのか!?>
<津軽市内の こちらのご家庭へ伺い→
賑やかな夕食時に お邪魔>
<すでに 大盛り上がりの皆さんのもとへ→
噂のじゃっぱ汁が 登場>
<ヒレらしきものからよく分からない部位まで→
バラエティー豊かな
鱈のアラが大集結>
<すると 津軽父さん>
<豪快な音で アラにかぶりつきアツアツの汁を ひとすすり>
<皆さん おいしそうに
アラに付いている身に→
チューチューと
むしゃぶりついている>
<お父さん 謎の部位に
かぶりつき→
ズズズと汁を 一口>
<そして「じゃっぱ」の余韻を日本酒で洗い流した>
(スタッフ)味噌?
<なに?肝!?>
<そこで 改めてお椀の中を
探してみると…>
<白子はあるが…
あれ?一体どれが 肝なんだ?>
<じゃっぱ汁は
味噌仕立てのスープに→
旨みの要 鱈の肝を
溶かし込むことによって→
味噌とアラの出汁が混ざり合い→
コクのある味わいになるのだという>
<では ここで…>
<お母さん 冷蔵庫から取り出したのは…→
バラバラにされた 鱈が
ぎゅうぎゅう詰めのパック>
<この時期 津軽地方の
スーパーには→
鮮魚コーナーで
「じゃっぱ汁用のセット」を販売>
<頭や中骨の他 白子や肝も
セットになっており→
お手軽に調理できるのだという>
<まずはじめに臭みを抑えるため→
アラの表面に
熱湯をかけて下処理>
<それを 大根や人参が入った
鍋に 全投入>
<十分に火が通ったら
酒を加え→
合わせ味噌で味付け>
<そして 出ました!じゃっぱ汁 味の要の 肝>
<菜箸で 丁寧にほぐし
肝が持つ脂を汁全体に→
溶かし込んでいく>
<絹ごし豆腐を加えたら津軽では「タツ」と呼ばれる→
白子を投入し
さらなる旨みをプラス>
<最後にネギを加えて
ひと煮立ちさせれば→
津軽地方の青森県民熱愛
じゃっぱ汁が完成するのだ>
<続いて こちらの
ご家庭に お邪魔>
<すると…>
<と こちらでも夕食にじゃっぱ汁が 登場>
<あれ?先ほどと比べて
こちらは汁全体が透明で→
なんだか お上品>
<そんな疑問をよそに皆さん 夢中でお椀をすすり→
アラの旨みを吸引中>
<お兄さんは アラに吸い付き→
透明な汁をすすると
続けざまに ビールをグビリ>
<じゃっぱ汁は
味噌味と塩味が存在>
<塩味は 漁師たちが始めた事から主に沿岸部で食べられており→
シンプルな見た目とは裏腹に→
アラの濃厚な旨みを
味わえるため→
塩味だけを好んで食べる
家庭もあるのだという>
<そんな中…>
<また 「じゃっぱ」という言葉は雑なものを意味する…>
<現在では 魚のアラそのものを
指す言葉になっているという>
<取材中 雪の降りしきる中→
おっ 居酒屋発見>
≪いらっしゃい!≫
<ちょっと暖をとっていこうか→
と 入ってみると