＞＞京都の舞妓さんが愛する鎖国メシ、
フクヤライスとは？
＞＞失礼いたします。お待たせいたしました、
フクヤライスになります。
＞＞おー！
これがフクヤライス？
まぁ！
＞＞ふくやだけに、
大胆にもごはんにダウンジャケットを着せたウドちゃんでしたが。
＞＞きれいですね。
今までいろんな料理見ましたけれども。
花が満開。
咲いた。
きょうのこのお着物、お召し物の
感じが、まさに。
フクヤライスですね。
舞妓ライス。＞＞舞妓ライス？
＞＞ありがとうございます。
＞＞とろっとろ半熟卵の上には、カラフルなトマトやグリーンピー
スにマッシュルーム、


そしてその下には、ケチャップライスが。
＞＞ティアーズ。
卵の涙。
ごめんください。
おいしいおす。
とろとろ。
ふわっとした酸味、スパイシーな感じもあって、おいしいですね。
ふわとろ。
君萌さん言うとおりだ。＞＞うふふふふ。
＞＞ふふふふ。
僕これからずっとこうしよう、食べるとき。
ふふふふ。

＞＞恥ずかしおす。
＞＞この華やかなフクヤライスの
生い立ちは？
＞＞昔の芸妓さんは、
オムライスのような固いのんでは嫌と。
＞＞とろとろやし、取りやすいの
で、
おちょぼ口でも食べやすい。
＞＞そうどすね。
＞＞今からおよそ８０年前、
オムライスを食べていた芸妓さんが、おちょぼ口でも食べられるよ
う、
卵をもっと柔らかくしておくれやすとリクエスト。
さらにもっと具を載せておくれや
すという声にも応え、フクヤライ
スは生まれたんです。
ちなみに当時の具は、
かにやまつたけなど超豪華。

いわば、
今はやりのふわとろオムライスの
先駆けなんです。
＞＞見た感じもおいしそうでしょ
？
＞＞そうどすね。
ありがたいどすね、
フクヤライス、
リアクションも取りやすい柱になっておりますどすよね。本当にど
すって音がしました。
＞＞それでは鎖国メシを家庭でも
まねできる本日の開国レシピ。教
えてもらうのは、
舞妓さんのために生まれた京都中
華、カラシソバ。
まずは香りの強い粉がらしをお酢
で溶き、濃い口しょうゆを加えて
たれを作ります。
塩水でゆでた熱々の中華麺とから
めたら。
続いてはあん作り。鶏肉、えび、しいたけ、
ねぎなどを炒め、京都中華のポイ
ント、
昆布だしと鶏がらのスープを入れ
ます。
味付けはしょうゆ、酒、砂糖で。
あんは少し甘めに作ると、
からしの風味が引き立ちますよ。
片栗粉でとろみをつけ、
最後にレタスにさっと火を通し、

麺にかけて完成。
京都の鎖国メシ、カラシソバ。
皆さんもぜひお試しを。
＞＞スタジオにも開国レシピ、カ
ラシソバ、ご用意しました。
では皆さんもごめんください。
ウドちゃん、ありがとうございま
した。
＞＞どんな感じだろう。
＞＞からし、気になるな。
皆さん、
よかったでしょ。
＞＞食べたかった、これは。
＞＞なるほど。
関根さん、どうですか？
＞＞からしがぴりっと、おいしい
ね。
＞＞これ、おいしい。
＞＞おいしさを後押しするね。
このからしが。