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2019/02/09(土) 19:00〜19:45 地球ドラマチック「パリ 動物たちの恋物語」[二][字]


パートナーシップを結びます。
早速 巣作りの場所を探し始めます。
産卵するまでに マイホームを完成させなくてはなりません。
「空き家」を見つけ 周辺の環境を確認。

素早く 入居します。
カップルとなった2羽は
草や枝を集めて 巣作りをします。
通常 メスは 1つか2つの卵を産みます。
♪♪~
産卵前の繁殖期から 子どもが巣立つまで


2羽で 用心深く 巣を守ります。
産卵から およそ40日後
卵がかえりました。
フンボルトペンギンのヒナの誕生です。
オスとメスは 交代でヒナを温め食料を調達します。
(鳴き声)
2つのグループの間にヒナが誕生したことは→
動物園のスタッフにとっても
うれしいニュースです。
スタッフは 静かに
子育ての様子を見守ります。
生まれたヒナは すくすくと育っています。
3か月後には自立できるまでに成長しました。
ヒナの羽が整い 水中に
潜れるようになれば 子育ては終了。
そして 新しい世代が始まります。
2つのグループの交わりは日に日に 深くなっていきました。
今や どのペンギンが スウェーデンっ子で
どのペンギンが パリっ子か→
全く区別がつきません。
グループの枠を超えて子育てを成功させた 最初のカップル。
出身地の異なる2つのグループを
1つにまとめました。
1つの大きな家族をつくる
きっかけを作った最初のカップルは→
勇気あるファーストペンギンと
なったのです。
♪♪~
(ガンの鳴き声)
パリ動物園に居候するカナダガンに

6羽のヒナが生まれました。
野生の一家は 動物園を
我が家のようにして 過ごしています。
足を止めたのは ジャガーの檻の前。
動物園の飼育員たちがある難しい任務に直面していました。
(発砲音)
(吠え声)
(吠え声)
獣医師が オスのジャガーアラミスを眠らせました。
アラミスの健康状態に 問題はありません。
むしろ 元気すぎるほどです。
テストステロンと呼ばれる性ホルモンを
一時的に抑え 繁殖しないようにします。
こちらが メスのシマーラです。
2匹に繁殖経験はありません。
残念ながら 現在 パリ動物園に→
アラミスとシマーラの子どもを受け入れる余裕はないのです。
ジャガーは優れた捕食者です。
水辺に生息し 動物に加えて魚を取るのも得意です。
♪♪~
2匹の出会いは2年前。
隣り合わせの檻に入れられ
互いの においを嗅いでいました。
野生のジャガーは 単独行動を好むため→
2匹が 互いを受け入れる保証はありませんでした。
そして ついに ご対面。
最初に出てきたのは オスのアラミスです。
囲いの中の においを
くまなく 嗅ぎ回ります。
(扉の開く音)

次に メスのシマーラ。
ひとまず アラミスとは別のケージに
入れられます。
ゲートが開く前に 互いを観察する時間が
与えられました。
シマーラが 黒いジャガーを見るのは
初めてです。
黒いジャガーは突然変異により
ごく まれにしか誕生しません。
オスのアラミスも また 自分と同じ種の
仲間を見るのは 初めてです。
(ゲートの開く音)
ゲートが開きました。
これで 自由に行き来できます。
もし ケンカが起きてもこれほどパワフルな動物の間に→
人間が割って入ることは不可能です。
♪♪~
先に仕掛けたのは メスのシマーラ。
緊張の瞬間です。
♪♪~
(吠え声)
(吠え声)
オスのアラミスは 簡単には自分の縄張りに よそ者を入れません。
メスのシマーラは 手ごわい相手と
直面しています。
勝負は互角に終わりましたが
これが功を奏しました。
2匹の距離が縮まり始めました。
シマーラがアラミスを誘い反応を確かめています。
2匹は すぐに 互いに


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