2019/02/11(月) 18:15〜19:00 キャスト[字] 日本人のイベント意識はヘン?バレンタインを考える▽美しい日本の原風景


ところ、
日本が第1位です。
アジアのそのほかの国では、
こういう行事には参加してないと
いうことがわかるんです。
では、ほかのイベントはどうなの
か、
父の日、母の日、
こどもの日でみてみると、
日本は4位に落ちてしまうんです。



お母さんの日、
シンガポールは7割の人が大事に
している、
父の日は半分の人が大事にしてい
る。
これを見ると何かを物語っている
気がしないでもない。
母よりも父のほうが感謝されてい
ないというのが、
かわいそうな。
どこの国もそうです。アジア的な、
家族はかなり結びつきが強い国や
からね。
これらの行事にどれぐらいのお金
が動いているのか、
ここも見なければいけないんです
が、
バレンタインデー、
1260億円、
ハロウィーンが去年のデータです
が、
もうバレンタインと同じぐらいの
経済規模が生まれています。
クリスマスに至っては大き過ぎて
数えられないぐらい。
恋人だけじゃなくて、
お父さんはプレゼントを買わなければいけないですからね。サンタ
さんも調達しているから、経済規
模があるんでしょう。
許せないというよりは、

許さざるを得ないところが企業側にもあるんじゃないですか。
マーケティングとかさまざまな業
界の思惑でなっているというのは、
それはしょうがないなと。
ショッピングの日。ちょっとはそういう、
クリスマスなんかは普及したから
ね。
もともとはキリスト教でどういう
日か知っていると思います。
だけど、日本人的な展開をしてい
ると。
この日本人のイベント意識が外国
の方は
どう見ているのか、気になります
よね。
でも、確かに日本というのは、
ほかの国で行われていた行事などを
日本流にアレンジして、
定着させるという、
やわらかい文化というか、そうい
うことはありますね。
自分たち流にしていくという。
そして自分たちになじませるという、
他者に寛容な国というのが、
この国だったのではないかと。
メディア、
国民的なメディアが一番発達していると。
こういったことをプロモーション
すると、
みんなそれに乗っていくと。

この日本人のイベント意識について、専門家は、
佐藤教授によりますと、
国、人にあった形で定着し、
時代とともに変化していくもの。
特にバレンタインデーは日本の会社、
贈答文化とあいまって、
気軽なコミュニケーションツールになったんじゃないかと。
きょう私、実は皆さんにチョコレ
ートをおもちしたんですけれども、
これはジムネットというNGOが
出している、
シリアとか、
イラクの小児がんの方が描いた絵なんです。
そういう方に半額が寄附されると
いうことで皆さんに愛をお分けし
ながら、
戻してもらおうということでこんなんが入ってくると、
社会的に意味があるかなと思って
て、
バレンタインも悪くないと思うん
ですよね。
バレンタインデーとハロウィーン
は、
1260億なんですよね。
仮に0.1%社会貢献に使うだけでも、
1億円って思ったんですけど。
それはいいアイデアですね。
バレンタインってホワイトデーも
入っているんですか。
これは入ってないですね。