なんですか。
もっとあるんですか、ジェラート
って。
◆ありますね。
◆何ぼでもあるんですか。
◆何ぼでも。
◆このイチゴが好きなんですけど、
どれが押しなんですか。
◆こっちのほうは、ミルクが基本
なんですよ。



このミルクにチョコレートが入っ
たり、ピスタチオを入ったり。
◆それやったら、
僕、イチゴ、もらいますわ。
食べなれてるやつ。
一番
この一番濃いやつ。
◆おまけの一口って、
うち、サービスしてるんです。
おまけつけてるんです。
◆これに合う言うたら、マンゴー
ちゃうの？
違うの？
そこは違うみたい。
◆奥さんのお勧めは
ミルクにナッツをまぜ合わせた味
なんだそうです。
◆うまっ。
めっちゃうまいやん、これ！
これはまたうまいな。
◆イチゴの量と、
お水の量、多いんですよ。
イチゴの量とお水の量、イチゴのほうが多いので。
◆味が濃い！
うまい。
◆イチゴの味が出てます。
◆それ俺に言わせて。
すごいイチゴの味がよう出てる。
うまいやん！
◆続いては、

旦那さん担当の
あられの工場へ。
◆あっ、
こんなに…。
こんなにやってるの？
◆やってます。
◆もう…。
ジェラートが横にあったから、
片手間にやってると思ったら違うんや。
これ、こんな小さいの？
これ膨れるの？◆膨れます。
うわあ～！
出てきた！
これ、いただいていいですか。
◆はい。
◆できたてや。
うまっ！
しかもパリパリ。
めっちゃうまい！
うまいなあ～。
◆現在、
従業員９名を抱える
社長のご主人ですが、実は、もともとは
コンピューター関連の会社の
サラリーマンでした。
そんなご主人が
この世界に入ったのは、
大学生のときから交際していた
ミチヨさんのお父さんが、
あられ屋さんを営んでいたからな

んだそうです。
◆末娘やったんで、
養子とかいう話もあったんですけど、
まあまあ、私も長男やったから、
まあまあええわって言ってて、
コンピューター会社におったんで
すよ。
あられ屋さんはどうなのかなって
いろいろあって、とりあえず結婚
しようって。
◆結婚するから言うて、ここに入
ったわけじゃないんですね。
◆ないです。
◆結婚から４年後、ご主人は先代
の強い勧めで会社をやめ、
あられ屋さんを継ぐ
決心をしたのです。そして、
４３歳のとき、
社長に就任したのですが…。
◆１５年後、父が亡くなったんで
す。
◆１５年働いたときに、
お父さんがもうお亡くなりになったと。
お父さんはお幾つでお亡くなりに
なったんですか。
◆７０です。
◆７０、ちょっとお若いですね。
◆ここで問題。
◆ということで、
奥さんのお父さん、