あの銀座のＡＬＬＵでした。
２割ほどの手数料を乗せて
転売しているといいます。
１２月下旬　そのＡＬＬＵでは
ある準備が進められていました。
この日は得意客向けの販売会。
店を中国人バイヤーに販売する拠点にしていたのです。
やってきた中国人バイヤー。

お目当ては　高級バッグの代名詞エルメスのバーキン。
１，０００万円以上したというバッグが
これ。
ロッキング・ケリー・ホース。
特注品で世界に数個しかないといいます。
いったい　どんな客が買うのか？
個人で買い物代行をしていた彼女。
顧客が増えたため
会社を立ち上げたといいます。
ＳＯＵにとって中国人バイヤーは
重要な販売ルートになっていました。
しかし…。


今年　１月１日業界を揺るがす出来事が。
中国政府によって
新たな法律が施行されたのです。
それはインターネットを使って
取り引きをする[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
すべての事業者に
登録を義務付けるというもの。
ソーシャルバイヤーも例外ではなく
違反すると商品の没収も。
大きな動揺が走りました。
中国政府の狙いはどこにあるのか？
そういうことになると…。
ＳＯＵが運営する銀座ＡＬＬＵでも異変が起きていました。
この状況に　嵜本社長は…。
その新たな一手の舞台は中国・香港。
いったい何を仕掛けるのか？
中古ブランド品売買　ＳＯＵの社長嵜本さんの姿が。
向かったのはビジネス街にある
古びた雑居ビル。
中で行われていたのはオークションです。
嵜本さん日本で行っているオークションを[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
香港に持ち込んでいたのです。
そこに出していたのは日本では　あまり人気がない[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
派手なデザインの高級時計。
実は　それこそが嵜本さんの狙いでした。
バイヤーは　インド　イタリアなど
世界各地から参加していました。
始まったばかりのオークション。
落札率は　まだ３５％です。
嵜本さんは…。

一方　上海。
あの　業界のトップ　コメ兵も
動きだしていました。
やってきたのは　こちらのビル。
今　中国で出回っているニセモノを調べに来たのです。
高額なものから最新のものまで
その数は　７０種類。
真贋判定のプロも
初めて見るものばかりです。
新作が発表されると
すぐにニセモノが出回る中国のマーケット。
コメ兵はＡＩの精度を高め[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
中国での　買取・販売を進める考えです。
日本から中国。
覇権争いは新たな舞台へ。
新しい市場として…。
日本で人々が愛用してきたブランド品。
それは　ユーズド・イン・ジャパンとして
人気を得ています。
そして　その争奪戦は
中国人バイヤーの存在によって[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
激しさを増していました。
そんな中　今度はみずから中国をはじめとする[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
海外へ打って出る。
これまで培ってきたノウハウを生かし[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
質の高い中古品を
買い取ることはできるか。
真価が問われるのは
これからです。
2019/02/12(火) 22:00〜22:54
テレビ大阪１
ガイアの夜明け【あなたの“愛用品”その行方】[字]

あなたのタンスにもお宝が…？今、中古ブランド品の値が上がっているという。その裏側には激しい買取合戦と、高額品を買い占めるナゾの存在が…。その正体とは？

詳細情報
番組内容
「メルカリ」などスマホを経由した個人間の中古品取引が勢いを増す中、バッグや時計など高額な中古ブランド品を扱うリユース業の「買取合戦」が激化している。
そんな中、創業71年の老舗、ブランド品リユース最大手の「コメ兵」（名古屋市）は、長年蓄積してきたノウハウをもとに、ブランド品が本物かコピー品か見分ける「真贋判定」をさらに強化する一手に出た。そこには、海外進出を見据えたある狙いが…。
つづき１
一方、創業わずか７年、急速に売り上げを伸ばす「SOU」（東京・港区）が、新たな市場として狙いを定めたのは香港。そのワケとは？
つづき２
そして、過熱する買取合戦の背後に浮かび上がってきた、日本で使われた中古ブランド品の意外な「行き先」。高額品を買い占めていたのは、「ソーシャル・バイヤー」と呼ばれる、中国の消費者のために「買い物代行」をする在日中国人たちだった。彼らが市場に与える影響とは…？そして、中古品をめぐる戦いの行方は…？
出演者
【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
音楽
【音楽】
新井誠志
【テーマ曲】
◆オープニング曲
　「鼓動〜ガイアの夜明け」(作曲/岸利至)
◆エンディング曲
　「夜空の花」(作曲/新井誠志)
「ガイア」とは
ギリシャ神話に登場する「大地の女神」を意味し、後にノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが「地球」を指して“ガイア”と呼んだことから「ガイア＝地球」という解釈が定着している。「ガイアの夜明け」という番組タイトルには、地球規模で経済事象を捉えることで２１世紀の新たな日本像を模索すること、そして低迷する経済状況からの再生＝「夜明け」を目指す現在の日本を描くという意味合いが込められている。
関連情報
◆ホームページ
www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
◆公式Twitter
@gaia_no_yoake


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