2019/02/20(水) 19:00〜20:54 笑ってコラえて! 冬SP[字]
<そんな日々を2年続け→
大卒の初任給が
2万9000円ほどだった時代に→
1人100万円…>
<それぞれ…>
<そして…>
<2人は…>
<横浜から
船で37日目>
<2人が降り立ったのは
ケープタウンではなく→
モザンビークの
ロウレンソ・マルケス→
現マプートだった>
<スタート地点に設定した南アフリカ ケープタウンは→
アパルトヘイトで混乱しており→
どうしてもビザが下りなかった>
<二十歳
賀曽利青年の…>
(
賀曽利さん) そんな感じでした。
<荷台には日本から持ち込んだ
バイクパーツや→
必要物資…>
<2人は意気揚々と…>
<しかし
出発すると近代的な都市は→
すぐに未舗装の道路に変わった>
<片言の英語で道を尋ねながら何とか北上するが→
砂にタイヤを取られ…>
<100kgの荷物があだとなり→
1人では起こせず→
どちらかが倒れるたびにバイクを止め…>
<普通なら2~3時間で済む
最初の…>
<出発前
皆に言われた言葉が頭をよぎった>
…っていう感じでね
。
<まだ冗談を言う余裕はあった>
<その後も転倒やパンクを繰り返し→
故障したバイクを修理する腕も
かなり上がった>
<そして2人は
ジンバブエザンビア→
タンザニア
ルワンダという国々を回りながら→
北上した>
<旅を始めて3か月2人は7か国目→
赤道直下のウガンダへ
突入していた>
<ここで…>
<休憩を取りながら旅を続けるも→
激しい頭痛と高熱で→
ついに全く動けなくなってしまう>
<2人は金を節約しようと…>
<食費とガソリン代 合わせて…>
<付近に病院などない>
<この日はそこにテントを張ったが→
前野さんが助かるかどうかは
分からない>
<すると…>
<1人の少女が賀曽利さんに何かを手渡すと→
そのまま走り去った>
<袋の中は…>
<ジャガイモで
いっぱいだった>
<近くにある集落の少女が
2人に気付き→
持って来てくれたのだった>
<賀曽利さんは ジャガイモを茹で→
前野さんに食べさせた>
<スタッフは 当時のことを詳しく聞くため…>
(
前野さん) え~!びっくりするわ!
(
笑い)
(
賀曽利さん) 確かに…。
ただ…
。
だから
そうすると もう…。
<すっかり回復した前野さんと
賀曽利さんは→
アフリカの人々と
触れ合いながら旅を続けた>
<出会う人々は皆
気さくに声を掛け→
遠い国から来た青年2人を
受け入れてくれた>
<だが
この頃から賀曽利さんは→
ある思いに
取りつかれるようになった>
<そして
その思いを…>
<十分
体を休めると→
次の国はソマリアだった>