黒人差別との批判を受け販売を中止したばかり。
番組の一部に字幕のついていない
部分があります。ご了承ください
判決によりますと運送業の大熊鯉
勇被告は
2013年から翌年にかけ
神戸市西区に住む認知症の女性から
現金およそ1億円をだまし取りま
した。
これまでの裁判で検察側は、
「大熊被告が被害者とのつきあいを
4年にわたって続け、
認知症が進んでから犯行に及んでいて悪質」と指摘する一方、
弁護側は「被害者は認知症ではな
い」と主張していました。
きょうの判決で神戸地裁は
「犯行時の被害者は典型的な認知症で、
心神耗弱状態だった。
時間をかけて被害者の信頼を得る手口が巧妙」などとして
懲役4年の実刑判決を言い渡しま
した。
弁護側は、不当な判決だとして控
訴する方針です。
懲役4年の判決が
言い渡された
大熊被告なんですが…。
茶飲み友達、
お話を聞いたり、
そういったことをして
ずっと4年間信頼を勝ち得てきた。
この4年の間に女性の認知症が
進んでいったんですね。
このような書類をつくったそうです。
この女性の財産を取ろうと
贈与契約書というものをつくって、
弁護士にどうやったら取れるかと
いうふうに聞いて、
録音するようにと言われたそうで
す。
録音した内容が
2013年5月のこちらです。
実際に判こを押すところだそうで
す。
こういった文言が録音されていた
そうなんですね。
そうして1年間、
2014年までに
4回にわたって1億円をだまし取
ったということなんですが、
認知症の女性、
わからなかった、
そこにつけ込んだ。
こんなご病気の方につけ込むなんて
くそとしか言いようがないんです
けど、
この4年間の間で亡くなった女性
の周りの方とかが
助けてあげられなかったのかなと
思います。
相談できるご家族とか周りにいな
かったのかとか、
そういったことも、
とても不安というか、こういった状況の方って
ほかにもいらっしゃるんですよね。
周りの家族の方がどれだけサポートできるのかというのが
重要になってくると思います。
これだけ巧妙に信頼を勝ち得て、
信頼を勝ち取ると。
懲役4年です。
誰から被害届が出たのかなと。
ご家族ですね。
森井さんがおっしゃったように、
そのご家族は
貢献的な役割を示すことは
できなかったのかなということは
もちろんだまし取ったほうがいけ
ないわけですけど、
それ以前に
こういった犯行を防ぐ方法はなかったのかなと思いますね。
続いてです。
男性が輸出しようとしたのは和牛の受精卵でした。
去年7月和牛の受精卵を
無断で中国に輸出しようとした疑いがあるのは大阪府内の男性です。
警察によりますと、
男性はストロー型の保存容器数百本に和牛の受精卵を入れて持ち出
そうとした、いうことです。
しかし、中国当局から持ち込みを認められず、
男性は日本に持ち帰った際に税関
に申告し、
受精卵は回収されたということで
す。
現在、和牛の受精卵の国外への持
ち出しは認められておらず、
警察は去年12月家畜伝染病予防
法違反の疑いで
男性の複数の関係先を家宅捜索し
ました。
男性は「知人に頼まれて中国に持
ち込んだ」と話している
ということです。