2019/02/23(土) 00:25〜01:10 ガッテン!「慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘“はり治療”SP」[解][字][再]


逆子の赤ちゃんが動いたのは→
足のツボへの刺激が神経のネットワークを
通じて伝わったから だったんですね~。
私たちの全身の組織は
血管や神経 リンパなど→
さまざまな
ネットワークで結ばれています。
ツボを刺激すると
こうしたネットワークを通じて→
離れた場所にも作用すると
考えられているんです。
そして最近 新たに注目されている

ネットワークがあります。
先ほど紹介した…
例えば ふくらはぎの筋膜は→
太もも 背中 そして首の筋膜に
つながっていることが分かってきました。
そして この筋膜のつながりに→
中国に伝わる 「経絡」というツボのつながりを重ねてみると…。
なんと 驚くほど一致していたんです。
また 首から手にかけての筋膜のつながりも ご覧のとおり!
今 盛んに研究が進められています。
そして今回 番組では 逆子の他に→
もう一つ ツボのつながりを示す
面白い現象を撮影できたんです。
ツボの中で 最も重要なものの一つと
されるのが こちらの…
そこで この合谷に鍼を刺し
顔の血流を測定してみると…。
青は 血流が悪い部分。


赤は 血流が良い部分です。
鍼を刺して10分後
顔の血流が劇的にアップしたんです!
人体に張り巡らされたネットワークを
活用して起こる 鍼の効果。
驚きですね!
先ほどから 鍼 鍼 というふうにして1種類だけ見ましたですけど→
こんなにたくさんの種類の
鍼があります。
(ゲスト一同)えぇ~!
ほんとに… あっ これ 日本…。
(伊藤)こういう管に入っています。
それに対して 中国は少し太めなので。
(眞鍋)
これ 痛いんじゃないですか? 先生。
(伊藤)中国は 中医学といって…
めちゃ痛いでしょ…。
先生 これ もう
ほとんど切り開くような…。
(伊藤)最近では多分
そんなには使われてませんが→
切開するとかっていうことも
昔はされていました。→
ただ 今は多分 主には鍼としては
こっち側のほうを使っていると思います。
(眞鍋)こっちだと断りますもん。
(笑い)
あとは お子様とか 鍼が嫌いな方も
いらっしゃると思うんですが→
そういう場合には…

えぇ~!
これ 何…。
(伊藤)これは コロコロすることで→
ツボの流れのところを こういうふうに
刺激することで 使えますし→
それから 鍼が痛いとか怖いって方には
こういうもので…。
いやいや それ痛いでしょ。
痛くないんです これ。(笑い)
先が動きますんで 痛くないんです。
あぁ~ ああ ああ。
こういうもので
軽く刺激をするというような…。
何をするんだと思いましたよ 今。
すいません。(笑い)
長い歴史の すごい鍼の世界ですが→
もっと早くに これ効くもんなんだよとかそれから 正確なもんなんだよとか→
ほんとに やっぱり
データが出てこないっていうのが…。
ここ近年は
やっぱりエビデンスといって→
ほんとに そこにしたら治るのかとか→
ほんとに その病気の人にそこに反応があるのかっていうことは→
だいぶ研究が進んでいるので→
そこを 後付けになってしまいますが理由を説明するというのが→
今の私たちがやる立場かなと。
はい 先生どうもありがとうございました。
(拍手)
ということで 現在の鍼という本当にもう→
ある意味 明確にピュッと

語りきれないところを→
できるかぎりアプローチを試みた
ということでございますが→
ガッテンして頂けましたでしょうか?
ガッテン!
ということで
これから ご覧頂きますのは→
やっぱり どうしても方程式どおりに→
なかなか東洋医学を説明することはできません。
でも鍼で ほんとに助かってる方々が