2019/02/24(日) 23:00〜23:30 情熱大陸【大西益央/真冬のアメリカで行列!!1000日限定営業のラーメン店】[字]

♪♪~
<ボストンは 連日のように
氷点下だった>
<突き刺すような寒風のもと→
それでも地元の人々が列を成す店がある>
(店員たち)いらっしゃいませ!
<大西益央が 全てを1人で取りしきる ラーメン店→
「Tsurumen Davis」は→
去年4月にオープンした>
<鶏ガラスープの…>
<自家製のラー油を利かせた…>
<強気の価格設定のうえ→
徹底した日本流の味付けにもかかわらず→
お客は引きも切らない>
<中には 週に3回通ってくるファンもいる>
<地元の一流紙 「ボストン・グローブ」に
大きく注目された理由は→
意外な経営方針にもあった>
<営業は 1000日で打ち止め>
<5年後に店を畳むと
決めている>
<しかも 200日を一区切りにして→
メニューを一新してゆくというのだ>
(大西)やっぱり…
だから…
<「なぜ そこまで…」と
問いかけずにはいられない>
<午前6時半には
店にやって来る>
<朝一番の仕事に


いささか めんくらった>
<床掃除を終えて 仕込みが始まる>
<デラウェア州で平飼いされている鶏のガラを使って→
まずは スープ作りから>
実は…
こうやって…
<寸胴には 利尻昆布が一晩 つけ込まれていた>
<うまみを蓄えた昆布だしを
煮込んだ脚に加え→
大量の鶏ガラを投入>
<更に まだ加えるものがあるらしい>
<またもや 鶏ガラ>
<おもむろに取り出したのは→
ストレッチ用のマットだった>
<大西の日常にはさまざまなルールがあるようだ>
<スープの完成までは6時間>
<合間に ヨガで心身を整える>
<週の半分は→
午後6時から8時までしか店を開けない>
<金曜から日曜までが
昼と夜の営業だった>
<自家製の麺には→
カナダの小麦粉とメキシコの塩を使っている>
やっぱり…
<チャーシューの肉もカナダ産>
これは 今 メンマ煮込んでます
<驚いたことに この地でメンマまで自家製だった>
(英語の会話)
<アシスタントのモルガンは大西の味に衝撃を受け→
フレンチレストランを辞めて


弟子入りしてきた>
<開店前の行列は その品質の証し>
<現地採用のアルバイトもやって来て 準備は整った>
オーケー アー ユー レディー?
(店員)イエス
じゃあ オープンします
よろしくお願いします
(店員たち)よろしくお願いします
エンジョイ
(店員たち)いらっしゃいませ!
(英語の会話)
<注文を受けてから切り分ける
チャーシュー>
<器への注ぎ方にも心を砕く
スープ>
<どれほど混み合おうと
仕事は丁寧だ>
<大西は 平ざるを使っていた>
<麺を泳がせるのに都合がよく湯切りもムラなくできる>
<そのかわり
腕や肩の負担は大きい>
<これも 一杯一杯を
本気で作るという志の表れか>
(英語)
(店員)プリーズ エンジョイ サンキュー
<行列で冷えきった体に
熱いスープが染み渡る>
<常連の中には
かなりの猛者もいた>
(店員)いらっしゃいませ!

いらっしゃいませ!
ハロー ウエルカム
<席数 17>
<手間を省くため
キャッシュで前払い>
<チップも取らない>
サンキュー ベリー マッチ
バ~イ
(店員)ありがとうございました
<1日2時間の営業を終えると