2019/02/25(月) 16:47〜17:53 ten.【ノゾキミ…「ひな祭り」老舗人形店の人間模様】[字]
>>辺野古埋め立てに反対過半数、繰り返します。
沖縄県民投票で、辺野古埋め立て
に反対過半数です。
>>紙面を作成する担当者のパソ
コン画面には、反対多数の大きな
見出しが。
>>反対が上回るということは、
まあある程度、
予測はしていましたけど、今後、
投票率がどれだけになるのか。
>>米軍普天間飛行場の移設計画を巡り、名護市辺野古の埋め立て
に、
反対が7割を超えた県民投票。新聞社の幹部たちは、迷うことな
く、
県民の民意は基地建設に対し、
ノーを突きつけたと判断しました。
>>埋め立てに反対が過半数となることが確実に決まったので、
新基地反対多数で、今、見出し打
ってます。
>>その裏側には、
記者たちが事前に集めていた確かな情報がありました。
現場取材を統括する福元大輔記者。
記者歴18年。基地問題を取材し続けてきました。
>>5割超えるということは、や
っぱり、
ふつふつと持っていた怒りみたい
なものが、
投票率に表れてるのかなという気
は、
今の段階ではします。
>>団結、頑張ろう!頑張ろう!
>>実は福元記者は、兵庫県出身
の関西人。
地元に密着する記者の目と、
本土出身者としての2つの目で、
独自の分析力を磨いてきました。
>>これは本当に沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題。
>>投票日の前日、
福元記者が最後の取材で訪れたのは、
若者たちが主催する集会でした。
>>車でたった30分ぐらいなんですよね、
普天間から辺野古まで30分、
オスプレイだったら5分もかからないという。
そこに移ったからといって、
何が負担軽減になるのかということで。
>>県民投票を実現させたのは、
若者たちの署名活動でした。
会場には、彼らの声に耳を傾ける、
大勢の大人たちの姿が。
海外に移民した沖縄人の子孫たち
も反対運動に加わり、
沖縄の未来を語りました。
>>若者が果たしている役割というのは、
どんなふうに見ておられますか?
>>そうですね、
県民がこういう意思を示したんだ
ということを、政府に突きつける
のが、この県民投票の手段なのか
なと思ってるんですけど、
彼女たちはちょっと違って、子や
孫に聞かれたときに、自分たちは
意思表示したんだよ、
反対が嫌だといったけど、
造られたんだよ。
驚かされたというか、若い人に学ばされた部分は多いなというんで
すね。
>>本土が変わらなければ、沖縄
の現実は何も変わらない。
本土の人たちを意識しながら記事を書いていると、
福元記者は話しました。
>>もともとは1950年代に、
岐阜とか山梨とか静岡にあった基
地を、
沖縄本島に持ってきたわけですか
ら、全国の問題だっていうことは、
最近よくいわれるんですね。
すごく。
でもやっぱり本土の人に理解され
ない。
本土の問題だと認識したときに、
じゃあ、次にどうなるのかという
と、本土かどこかが引き受けなく
ちゃいけなくなるわけですよね。
やっぱりそういうこと考えたくも
ないし、
政治家としてはそういうリスクも
追いたくもないわけですよね。
そういうおかしさを訴えていかな
いと、なかなかやっぱり全国の問
題として認識されないし、この問
題が解決しないっていう。
>>結果によっては、
沖縄を分断してしまうかもしれない、今回の県民投票。
福元記者は、
投票率の行方を心配しながら、投票日を迎えました。
>>投票日を迎えた、
名護市辺野古の海です。
朝から冷たい雨の一日となってい
ますけれども、
ご覧ください、