2019/02/26(火) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝江坂で発見幻の野菜&難病を乗り越えた日本代表選手の壮絶人生】


◆もちろんです。
僕、全く料理できないんですよ。
◆あなた料理できへんの?
◆できないです。
◆何でタイ料理やってんの?
◆よく言われるんですけどね。

セパタクローというスポーツ…。
◆セパタクロー?
知らんなあ。
◆タイとかマレーシア…。
◆吉田拓郎は知ってるよ。
◆よく言われますけどね。
それもよく言われます。
◆よう言われんの?
◆ここセパタは、
元セパタクロー選手の
田尻さんがオーナーを務める
人気のタイ料理店。
セパタクローとは
足のバレーボールとも言われる東
南アジアで盛んなスポーツで、
田尻さんは18歳から20年間、
日本代表の
トップ選手だった
レジェンドの方なのです。
◆使っていい場所はサッカーで、
ルールはバレーボールみたいな、
3回以内に相手のコートに返すん
ですよ。
◆これ、


俺、やれって言われてもできへんもん。
◆すぐはできないんですよ。
楽しめるようになるのにちょっと
時間がかかるんです。
◆ちょっと1回、どんなんか…。
◆蹴るのはちょっと…。
こんな靴なんで…。
◆別に試合せえというわけではな
いから。
◆普通にこう…。
◆それは俺も悪いわ。悪いよ、確かに。
ベストコンディションではないけ
ど、
それにしたかて、今のはどじ過ぎ
るを。
◆いやいや…。
◆元プロでしょう?
◆そうです。
こう蹴るのは…。
◆すごい!
すばらしい!
新聞とか載ったことあんの?
あるでしょう。
大事に置いてあるでしょう。
◆カンテレさんもいろいろとり上
げてもらって。
何とかアリーナですね。
◆なんでもアリーナ。
◆あそこで大会みたいな…。
◆やりましたん?

◆国際試合みたいなのをやらせて
もらって。
◆その実際の映像がこちら。
◆サーブ、
何とか上げた。
これが日本代表を20年にわたっ

支え続ける伝説のプレーヤー。
田尻謙児です。
◆またや。
またやってもうたわ。
どうもすんませんでした。
◆いえ、とんでもないです。
◆いや、すごいな。
そうなんですか。それはすごいわ。
◆高校時代、
たまたま見たテレビ番組で
セパタクローの魅力にとりつかれ

田尻さん。
当時、
全国で2つだけだった
セパタクローができる大学に入り、
競技人生がスタート。
そのわずか半年後には日本代表に抜てき。
しかし、当時は
競技人口が100人とも言われる
超マイナースポーツ。
その環境は厳しいものでした。
◆なかなかそれだけでは

生活は厳しくて。◆ということは、
バイトしながらみたいな感じです
か。
◆そのとおりです。
あいてる時間でバイトして。
遠征費を稼いで
行くという。
タイに行ってるほうが生活費がか
からへんから。
◆向こうのほうが安いからね。