2019/02/26(火) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝江坂で発見幻の野菜&難病を乗り越えた日本代表選手の壮絶人生】
◆安いんですよ。
タイ人のコーチがついてくれてた
んすけど、その人の
家に泊めてもらって、
宿泊費はただでやらせてもらって、
ご飯も幾らかお金を払って、
そこでつくってもらって、
それを食べて。
◆そうなってきたら
情熱、好きでないとできない。
◆そのとおりです。
◆不安定な競技生活にも負けず、
アジア大会では
銅メダルを獲得。
これから
まさに選手のピークを迎える
27歳のとき、田尻さんを
ある試練が襲います。
それは、
1型糖尿病。
1日3度のインスリン注射を強いられる
原因不明で
完治もない難病です。
◆そのアジア大会のドーピング検
査というのがあって。
◆尿検査?
◆尿検査があって、
その中に糖が入っていて。
◆そうなってくると、スポーツは当然できないでしょう?
◆そのときはできないですね。
一気に痩せたし、
筋肉ごと痩せてしまったので。
◆それがあれですか、
引退の原因に…。
◆いえいえ、
そのときは27歳なので、その後
10年ぐらいは続けてたので。
病気は
確かに病気なんですけども、
同じように生活もできるし、
同じようにスポーツもできるという
そういう病気やったんですよ。
◆そのときって奥さんは
おつき合いはされてたんですか。
◆おつき合いしてましたね。
◆奥さんの力もありますよね。
◆もちろんです。
◆ですよね、奥さんに支えられて。
病気は別にセパタクローに出会う出会わない関係なく
あったじゃないですか。
でも、セパタクローと出会うこと
によってこういうお店とも知り合
うし、それから奥さんとのきずな
とか、いろいろな意味で、セパタ
クローによって
人生が生き生きできたかもわから
ないですね。
◆もちろんそうです。
マイナーなスポーツやけども、
それで何とか
一生懸命、一生懸命
上を目指してやったことは、
いろんなことにつながったんだなと思います。
◆ありがとうございます。
これ、もらってくださいよ。
「となりの人間国宝さん」。
認定させていただきます。
◆ありがとうございます。
◆落とさぬよう、
大事に大事につないだボールが
縁となり、
人と人をつないでくれる。
これからも
人とのつながりに
感謝して生きていくのです。
◆僕の力、
本当にね、何の料理もできないんですけど、
2人のおかげで。
◆そうやん。
あんた、あそこのセパタクローの
ボールを
置いてあるだけやんか。
◆そうです。
あとはトーク。
◆あとはトークで。
すごいね。
すごいオーナーやなあ。◆グレート!
◆梅、
咲いてるわ。
むちゃくちゃいいにおいする。
これはすごい。
こっち、白梅で
こっちは紅梅。
これ、テレビやから
においが…。これね、
東風吹かば
におい起こすというけど、
もう春はそこまで来てるわ。
見てください、これ。
これ、きれいに咲いてるわ。