2019/02/26(火) 23:55〜00:40 ブラタモリ「#125 武蔵小杉」[解][字][再]
(望月)どうなってるでしょうね。
そうですね 車の通りから見ても→
メインは こちらになって…。こういう形になるんです。→
じゃあ まずですね…
そちらの方を まず見に行きたいなと思いますので。
実は 車が進む この道沿いに→
謎を解く手がかりがあるんです。
もともと
供養塔で建ってるんですけども→
この下の台座の部分なんですけども→
文字が彫られてるんですけども何て書いてあるか…。
え~? ちょっと待って。
何だこりゃ?
「中」ですか これ。
そうですね 「中」ですね。
はい 「中原」。
じゃ 反対側は?
「江」ですか これ。
はいはいはい 「江」です。
そうですね。
「江戸」?
要は この道はですね…。
こっちが江戸だ。
で 反対が中原と。
大当たりです。
この道の正体は 中原街道。
町のルーツは 江戸の時代まで遡るんです。
こちらが 中原街道の地図になります。
江戸は 虎ノ門を起点にしまして→
神奈川県の平塚に
中原という所があるんですけども→
この「虎ノ門」と「中原」を結ぶ道が→
「中原街道」と呼ばれている道になります。
タモリさん…
えっ 中原街道の思い出?
(笑い声)
中原街道。
あれ 中原街道。
(望月 林田)そうなんですか!うん。
どの辺りなんだろう…。
この辺りになるんですけどね。
じゃ すごく近い。
あとは何だ?
へえ~。
こうね 一応…
今 名前出ましたけども…
見てみますと 日本橋から出発して…→
まあ 江戸と京都を結ぶ
政治的にも経済的にも主要な→
一番重要な街道だったんですけども…
この辺りでは…
実は この中原街道沿いに→
町のルーツに欠かせない重要な場所があるんです。
タモリさん この道を江戸方面へ進んで
探ってみることに。
(望月)で 道は曲がって…。
また向こうで曲がってますね。
そう 中原街道は→
この場所でクランク状に折れ曲がっているんです。
でも タモリさん
ここでクランクしていることが→
ちょっと
気になるようなんです。
え…?
「小杉陣屋町」。
あぁ 陣屋があったんですか。
陣屋があったんです。
こちらにも電柱に。
あ 「御殿町」。
(望月)そうですね。 要は…
ここに古い地図があるんですけども→
ここは カギが曲がっている所は→
先ほどの中原街道。→
ちょうど ここの白い部分が その…
ちょうど門 門 門… ここだ。
そこに 緑の看板で
ちょっと薄くなってんですよ。
「こすぎごてん表門跡」っていうふうに…。
なんと小杉には 将軍が外出する際休憩や宿泊をするための→
「御殿」があったんです。
更に その隣には 徳川幕府直轄の役所「陣屋」も置かれていました。
そうなんです。
将軍の御殿を守るために→
ここにクランクが出来上がったと。
わざとクランクをつくった。
こんにちは。
この辺にお住まいですか?
はい そうですが。
何ですか?
あ~ やっぱり土地の人はね。
(成田)今 どこに立ってんですか?今 ここです。
(成田)ああ そうですか。
そしたら うちは…→
こっから こう行ったとこに…
おお~ すごいですね!すご~い!
ありがとうございます。
ありがとうございます。
すいません 突然。
あ~ そうですか。 ハハハハ!行ってらっしゃい。
こちらの小杉御殿 広さは 170m×100m。