2019/02/27(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!希少動物にデゴイチも!王子動物園の知られざる魅力】[字]


ます中村記者です。
よろしくお願いします。
>>お願いします。
>>来週初公判を迎えますよね。
裁判の争点、お願いします。
>>まず森友学園を巡る問題なん
ですが、2つ大きくありました。
まず1つが、この国有地の売却を
巡る問題ですね。こちらについて
は、佐川元理財局長ら、全員が不
起訴となっています。
もう1つがこの補助金の不正受給
の問題です。
こちらについては、籠池夫妻が、
籠池被告らが起訴されていまして、
ちょうど1週間後、
来週の水曜日、3月6日から裁判が始まるものになります。実際に
裁判では、どういった罪が、
2人が問われているかと言いますと、こちらなんですが、まず2つ
あります。


1つ目が、
この開校予定だった小学校建設の
際に、
過大な見積り額を記載し、申請し、
かつこの国から約5600万円をだまし取ったというものです。
実際の建築額は、およそ15億円

ほどと見られているんですが、
この申請書には22億円ほど記載
されてましたので、
その虚偽の記載によって補助金を
だまし取ったというものです。
もう一つが、
この運営していた幼稚園などが、
要支援児を受け入れているなどと
偽って、大阪府や市から、
およそ1億2000万円をだまし
取ったというもので、この2つ合
わせて、この詐欺と詐欺未遂の罪
に問われています。
>>この詐欺を巡っては、だまし
取るつもりがあったのか、なかっ
たのか、この故意の部分が、若一
さん、ポイントになるわけなんで
すよね。
>>そういうことですね。
だから検察サイドは、
故意であったということをどこまで実証的に証明できるか、籠池さ
んのほうは、被告のほうは、あく
までも、
最終的にそういう形になったけれ

ども、
意図的なもんじゃないんだという
ことでいくでしょうからね。
やっぱり、この過程の中で、
この起訴内容がどこまで事実かどうかということももちろん、
関心もあるんですけど、
私も一つ関心があるのは、
すべての出発点がある意味では大
阪府の私学審議会が、
小学校の開設を適当と認可したと、
そこから始まるわけですね。
ところがこの詐欺のあれから見て
も分かりますように、
決して財務内容がいいはずがなか
ったんですよ、開設時点でね。
そういった状況であったのに、
開設が適当であるということを答申したと、審議会が。
そのプロセスに、
何か私は割り切れない、
不可思議なものが残るんですけど
ね。
そのへんの実態はどうだったか、
それ、
籠池さんのサイドからもどう見て
るのか、
そこらへんがもっと明らかになれ
ばいいなと思いますね。
>>確かに今回、この補助金の制
度の不備についても、
浮き彫りになったものだと思うん

ですけれども。
>>森友学園を巡っては、さまざ
まな問題があるんですが、
今回の補助金を巡る、
限って言いますと、この裁判でのやっぱり争点は、
先ほども言いましたように、
だますつもりがあったかどうかなんですね。
ここは検察と弁護側で、
完全に対立している部分でして、
このそれぞれの主張を細かく見て
いきますと、
きょう、
公判前手続きっていう、
裁判を前にされる手続きの最初の
ものがあったんですけど、
そのあとに泰典被告側の弁護人が
取材に応じまして、無罪を主張す
る方針を明らかにしました。
2人とも無罪を主張すると見られ
ています。