2019/02/27(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!希少動物にデゴイチも!王子動物園の知られざる魅力】[字]


うに言っていいと思うんですけど、
木村記者の現地からの取材もあり
ましたけれども、このベトナムで
の歓迎ムードというのは、非常に
予想外というぐらいの歓迎ぶりな
んですけれども、実は、
もともとはベトナムの別の地方都市でこの会談が行われるというふ
うな話が出ていたのがですね、
この首都のハノイにぜひやりたいんんだと、
ハノイでやりたいというふうにこ
だわったのは、北朝鮮の側だった
んですね。
そこにはやはりこの周到な準備と計算があったんだと思います。
それがまさに今回の歓迎ムードと
いうことですね。
なぜ歓迎ムードというのが必要だ
ったのかというと、これだけ北朝
鮮っていうのは、非常に変わった
国だと、
リーダーも得体の知れない人物だ


というふうにいわれていますけれ
ども、実は世界の中で、
そんなに嫌われている国じゃないんだよと、
孤立しているわけじゃないという
ことを、
北朝鮮側はやはりまず世界にアピ
ールしたかったというところがあ
って、
このベトナムのハノイという街であれば、
この歓迎ムードを十分に作り出せ
るという計算があったというふう
に思うんですね。

VTRの中で、
木村記者が取材をしていましたけ
れども、
このキム・ジョンウン委員長のお
じいさんのキム・イルソン主席で
すね。
もともとこの北朝鮮を造った人ですけれども、これ、見てみると、
おじいさんのキム・イルソン主席
と、キム・ジョンウン委員長、非
常にこれ、似てると思いませんか

増田さん、どうです、
この2人を見たときに。
>>髪の毛の生え際の形も似てま
すね。
>>そうですね。髪形はもうまさ
にこのおじいさんに似せたという
こと。

それから、演説のしかたとか、
このふっくらとした体つき、
体形もわざとこのおじいさんに似させてるというふうにいわれてい
るぐらいで、
キム・イルソン主席というのは、
国の中でものすごく今も尊敬を集
めている人物ですので、
キム・ジョンウン委員長は、
おじいさんに成り済ますような形で、
国を統治していこうというふうに、
これまでやってきたということがいえる。そういう意味では、
ベトナムはものすごく、
このおじいさんと関係のある国だということになるわけですね。
ベトナムを作ったこのホー・チ・
ミン氏と、非常に友好関係があっ
て、2回、ベトナムを訪問してい
ます。
このときは1週間ぐらい滞在をし
てるんですけど、
今回のキム・ジョンウン委員長の
滞在も、
実は同じ1週間ぐらいの期間にな
るということも合わせて言ってい
る。
そして、国交についても、当時の
社会主義国、中国、ソ連、ベトナ
ム、
3番目に北朝鮮と国交を結んだ国
だということで、
親しみも非常に強い。そして、

アメリカと戦ったベトナム戦争でも北朝鮮側はベトナムを支援した
というような歴史もありますので、
これを総合的に見ると、
まさにキム・ジョンウン委員長と
しては、おじいさんに成り済ます
形で、
再びキム・イルソン氏が、ベトナムに戻ってきたというような演出
ができるということを、
やはり大きく計算したんだと思いますね。
>>なぞるようにおじいさんの軌
跡を、若一さん、たどってるとも
言えるんでしょうね。
>>そうですね。
ベトナムはアメリカと戦争して勝
った唯一の国ですから、戦勝国で
すから、
それと自分たちの国とを重ね合わせようと。
それを特に国外的にうまく宣伝に
使うということもあるんだと思い
ますね。